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【MLB】イチロー、一気に3000本の金字塔を打ち立てるか? ジーターら近年達成者は足踏みせず

ベースボールチャンネル 7/30(土) 6:30配信

劇的な3000本安打達成のジーター

 現地28日、マーリンズのイチロー外野手は、ホームで行われたカージナルス戦の7回裏に代打で起用され一塁横をゴロで抜く2塁打を放った。これで3000本安打までは、残り2本。1試合で十分達成できるところにまで迫っている。日米問わず、大記録達成が近づくとそのプレッシャーからか、バットが鈍る選手は少なくない。過去の3000本安打達成者はどうだったのだろうか。

 直近で3000本安打を達成したのは、ヤンキースのアレックス・ロドリゲス。2015年6月17日の試合で2安打を放ち、3000本まで残り3本とすると、翌18日の試合でも2安打。そして19日、本拠地ヤンキースタジアムでのタイガース戦の初回に、ジャスティン・バーランダーから本塁打を放ち、大記録達成となった。

 残り3安打とした時点からわずか7打席で記録到達と、あっさりした展開。また3000本安打が迫った同年6月には、メジャー単独4位の661本塁打、MLB史上3人目の通算2000打点と記録ラッシュとなっており、それまでの選手と比べると3000本への注目度は低かった。

 大きなプレッシャーを乗り越えての達成となったのが、元ヤンキースのデレク・ジーターだ。2011年7月7日の試合前時点で金字塔にあと3安打と迫っていたが、この時、彼に残されていたのはわずか4試合だった。

 ヤンキース一筋での3000本安打は史上初であり、チームのキャプテンには当然地元での記録達成が求められる。そしてチームは7日からのホームでのレイズ4連戦を終えるとオールスター休みを挟んでロードでの連戦。レイズ戦での達成が至上命題だったのだ。

 初戦1安打を放つも、2戦目は雨天中止。迎えた7月9日、1番ショートで起用されたジーターは、初回レフト前ヒットで残り1本に。そして第2打席、フルカウントから相手先発デービッド・プライスのカーブを捉えた打球は放物線を描きレフトスタンドへ。本塁打への3000本安打到達は、ウェイド・ボッグスに次ぐ史上2人目(当時)となった。

 その後もヒットを積み重ねこの日の試合は5打数5安打、同店の8回には決勝のタイムリーも放つなど、まさに漫画のような活躍を見せたジーター。一方で試合後には地元での達成に対する強烈なプレッシャーを受けていたことを明かしている。

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最終更新:7/30(土) 6:30

ベースボールチャンネル