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【派遣女子、更新なし】希望は無残にも打ち砕かれた…婚活目当てで有名企業の派遣を狙う26歳・千春の場合

Suits-woman.jp 7/30(土) 13:00配信

就労状況にある女性の57%が非正規雇用という現代。非正規雇用のなかで多くの割合を占める派遣社員という働き方。自ら望んで正社員ではなく、非正規雇用を選んでいる場合もありますが、だいたいは正社員の職に就けなかったため仕方なくというケース。しかし、派遣社員のままずるずると30代、40代を迎えている女性も少なくありません。

出られるようで、出られない派遣スパイラル。派遣から正社員へとステップアップできずに、ずるずると職場を渡り歩いている「Tightrope walking(綱渡り)」ならぬ「Tightrope working」と言える派遣女子たち。「どうして正社員になれないのか」「派遣社員を選んでいるのか」を、彼女たちの証言から検証していこうと思います。

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今回は、都内で派遣社員をしている加藤千春さん(仮名・26歳)にお話を伺いました。一目で何かスポーツの経験があるように見える、がっちりとした筋肉質な体型に、やや不似合いな白いニットとシフォンスカートを履いていた千春さん。「結婚願望が強い」という千春さんに、どうして派遣で働いているのかを聞いてみました。

千春さんは関東圏にある女子大の栄養学科を卒業。リース会社に正社員として入社します。

「栄養学科って、卒業すれば栄養士の資格は貰えるんですよ。でも仕事にしたければ、国家試験の管理栄養士の資格が必要なので、そちらの道には進まずに就職活動をしました」

しかし、社会人生活には思いもよらない現実が待っていました。

「地方出身なので、距離感とかわからなくて。進学で上京したのですが、学校の場所が、東京ではなくて埼玉県だったんですよね。大学の近くに住んでいたのでずっとチャリ通だったのですが、毎朝の満員電車が辛くて」

思わぬ都会の洗礼を受けた千春さん。

「就職した際に引っ越したかったのですが、給与が安くて。通勤に1時間半かかるのがとにかく辛くて。一人暮らしなので家に帰っても誰もいないし、洗濯もご飯も自分で作らなければならないし。繁忙期は残業が月間40時間近くなるのもあり、2年で退社しました」

千春さんが派遣を始めたのは、意外なきっかけでした。

「友人が派遣で働いているのを知って。友達紹介キャンペーンみたいなので登録したら、私と友人に商品券が貰えるっていうのにつられて、軽い気持ちで登録に行きました」

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最終更新:7/30(土) 13:00

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