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英国のEU離脱にも影響を与えたシリアの難民問題。日本人にできることは?(若松千枝加 留学ジャーナリスト)

シェアーズカフェ・オンライン 7/30(土) 6:15配信

日本にいると、肌で感じることの少ないシリア難民受け入れ問題。昨年9月、海岸に打ち上げられ横たわるシリア難民の男児写真をSNSで目にしていたころは、ここ日本でも心を痛めた人が多かったと思われるが、今はどうだろう。あの悲しい姿を思い出す人はずいぶん少なくなったのではないだろうか。
 
私たちの脳裡からシリア難民問題が減っていく間にも、国外へ逃れる難民の数は増え続けている。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)では今年3月の時点で国外逃亡したシリア難民数を480万人以上と発表している。
 
そんな折、日本人がヨーロッパでの難民支援に取り組もうとしている民間ボランティアの活動を知った。本記事では、イギリスを本部とする海外ボランティア・インターンシッププログラム運営団体の日本支店に活動の内容を聞き、そのうえで、日本人が難民問題に何ができるかを考察する。

■足りていない医師、看護師、カウンセラー、そして一般の人々
今、同団体が取り組んでいるボランティアの活動地はイタリアだ。まずは具体的な活動内容から聞いていこう。
 
「具体的な活動は大きく分けて二つ行っています。まずは初期対応。カラブリアの港にて赤十字とともに、まさに南イタリア到着直後の人々のサポートにあたります。無事着を喜び船から降りてくる人々に飲み水を配り、ケガや病気の人がいないか確認しながら誘導します。その後、個人情報の収集やヨーロッパに滞在するために必要な申請を行う手伝いをしたり、ケガや病気の人の手当てやカウンセリングをしたりします。
 
そして二次対応があります。難民・移民のための宿泊施設で、彼らが申請した書類が通るまでの間(約6か月)、現地のチャリティー団体と共にいろいろな側面から教育的活動を実施します。語学はもちろん、ヨーロッパの文化、習慣、法律を教え、彼らがヨーロッパで生活していく術を身に付けられるようにサポートします。また、ヨーロッパで受け入れてくれる家族を探すお手伝いをする場合もあります。」

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最終更新:7/30(土) 6:15

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