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欅坂46長濱ねる&渡辺梨加、それぞれの役割は? 『徳山大五郎』本格始動に向けて

リアルサウンド 7/30(土) 12:10配信

 第1話のクライマックスで、死んだはずの徳山大五郎(嶋田久作)からLINEでメッセージが届く。長濱ねるのロッカーに徳山の遺体を隠していたクラス全員が、ロッカーを恐る恐る確認するのだ。案の定、中には徳山の遺体が入っていたが、彼の所持品を探しても携帯電話はなかった。平手友梨奈は、そのLINEに返信をしてみるのだ。

 『徳山大五郎を誰が殺したか?』の第2話では、少しずつではあるが犯人探しに向けた行動がスタートする。第1話は事件の発生と、どうすべきか悩む欅坂46のメンバーたちが描かれるプロローグであった。平手友梨奈の主導によって、彼女たちが自らの手で犯人への手がかりを探していくというのが物語の要なので、ここからドラマが本格的に始まるというところだろう。

 メンバーの魅力に加え、豪華な脇役陣の個性も発揮された第2話。まずは汗だくの用務員・橋部を演じている今野浩喜。今期は日本テレビ系の『そして、誰もいなくなった』でもミステリーの鍵を握る重要な役割を果たしているだろうし、こちらでもその個性的な演技を発揮している。そして、終盤に登場した校長役の岩松了は、相変わらずの悪人と善人の二面性を持つ芝居。はたして彼らが犯人と関わりがあるのだろうか。

 その今野演じる用務員が、徳山に頼まれて持ってきたという台車に、“ぐるぐるカーテン”をした状態で乗り、犯人をおびき寄せようと企てる平手。結局彼女の前に現れたのは、不登校の長濱ねるだったのである。第1話のラストで、窓越しに教室を眺めて、ホラーチックな登場をした彼女が、ここにきて「やっぱり……。」の一言だけではあるが、台詞を持って登場。これで21人のメンバーがきっちり登場したというわけだ。

 長濱ねるは欅坂46のアンダーグループに当たる“ひらがなけやき”こと、けやき坂46の中心メンバーである。欅坂のオーディションで3次選考まで勝ち進むも、家庭の事情で最終選考を受けられなかった彼女は、父親の後押しを受けて特例でメンバー入りを果たすことになった強運の持ち主なのである。

 『サイレントマジョリティー』のType-CのC/Wである『乗り遅れたバス』では長濱ねる&欅坂46としてセンターを張った彼女。今回のドラマの主題歌である『世界には愛しかない』では選抜メンバーに選ばれると同時に、欅坂46との兼任が発表されている。兼任といえども、もっぱら欅坂46を背負って立つ存在なのだ。

 そしてもう一人、欅坂46の中心メンバーで、第2話で不可思議な存在感を放つのが“ベリカ”こと渡辺梨加である。真面目で探究心溢れる平手とは完全に対照的に、自分の世界に浸っている彼女のキャラクターは、事態を顧みないマイペースぶりを放つ。ひたすらスマートフォンで徳山の遺体をフレームインさせた自撮りを繰り返し、動画でクラスメイトにインタビューをして回る。クラス全員のLINEグループでは、徳山からのメッセージの直前に「ベリカがグループに参加しました」と表示されていることから、クラスで浮いた存在だと考えても間違いはないだろう。

 渡辺梨加はメンバーでは最年長、それでも今年5月に21歳になったばかりだ。現在ハタチを超えているメンバーは、彼女と菅井友香だけである。グループのお見立て会から人気は非常に高く、その時に行われた握手会では一番人気。『欅って、書けない?』の企画では50m走で11秒台という運動音痴ぶりだけでなく、料理もできないというポンコツぶりを披露。抜群のルックスの良さと、そのポンコツぶりのギャップは、今も昔も人気の出るアイドルの特徴である。

 努力家で強運の持ち主でもある優等生・長濱ねると、我が道を突き進む王道アイドル・渡辺梨加。この二人が、カリスマ的センター・平手友梨奈をサポートしながら、共に欅坂46を引っ張っていくというわけだろう。知れば知るほど、なかなか興味深い逸材が揃ったグループだということがわかる。

久保田和馬

最終更新:7/30(土) 12:10

リアルサウンド