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雲が絶対好きになる!雲の楽しみ方のススメ!【自由研究のヒント①】

BEST TIMES 7/31(日) 7:09配信

暑い夏が本格的にやってきました。お子様の自由研究は進んでいますか? 本日から三日間、自由研究のヒントになる? 大人も楽しめるサイエンス入門を取り上げていきます。まずは第1弾、テーマは雲。気象予報士、自然科学系ライターとして大活躍の岩槻秀明さんです。

すべての雲は、基本の10種類に分類される

 雲の楽しみ方のお話です。
   子供の頃はいつも、眺めていたであろう雲。
   大人になって、雲を眺める機会などはグッと減ったのではないでしょうか? 

 漫然と眺めるのもいいですか。ちょっとした事を知るだけで雲を眺める事が断然楽しくなります。

 雲の写真を撮る楽しみなどもあります。

 雲は、空に浮かぶ小さな水滴や氷の結晶の集まりが目に見えたものです。

   大きさや形はきわめて多様で、刻々と姿を変えていきます。今、空に見えている雲とまったく同じものには、もう二度と出会えないといっても過言ではありません。

 雲は太陽光とともに、空の色彩や表情を豊かにしてくれます。また、日々の天気の変化に雲は欠かすことができません。もし雲がなかったら、そこから降ってくる雨の恩恵を受けることすらできないのです。雲や空は、現在の気象状況をリアルタイムで表示する掲示板のようなもの。雲の変化から、風の流れや上空の湿り具合を知ることができ、寒気の流入や低気圧の接近など、今後の天気に影響を及ぼしそうな兆候をいち早く察知できます。

 美しい雲や、形のユニークな雲を見つけたとき、何だかわくわくして写真に収める。それはきっと、雲や空が好きな方ならば、誰もが無意識のうちにしていることでしょう。

 実際、わたし、岩槻もそうやって雲に親しみ始めました。雲に関する本を書くようになった今でも、雲の楽しみ方のベースは「撮影」です。しかし、ある程度年数を重ねると、今度は手持ちの写真の雲がどんな種類なのかが気になってきます。そして、書籍やインターネットなどでいろいろな雲の名前を調べていくうちに、雲を全種類コンプリートしたい! と思う方もいることでしょう。これも立派な雲の楽しみ方のひとつだと思います。

 すべての雲は、基本の10種類に分類されています。そしてさらに、それぞれの雲形ごとに細かく細分類が行われています。基本10種の撮影をコンプリートしたのちに、細分類も含めた全種にチャレンジするのもよいでしょう。これらの雲形は、特別な場所に出かけなくても、どこでも出現し得るものです。ただ、出現頻度が低くてレアなものも結構あります。そういった「特別な雲」を撮影できたときの喜びは格別です。ほかにも、10種雲形や細分類にとらわれないような雲は存在します。かさ雲やつるし雲など、比較的遭遇頻度の高いものから、馬蹄雲、KーH波雲のように年に1度遭遇できるか否かのレアなものもあります。

 もし、雲の種類をたくさん集めたいと思ったら、いつでも撮影できるよう、常にカメラを携帯することをオススメします。雲のなかには、とても変化が早く、「あっ!」と思って急いで自宅からカメラをもってきても、そこには面影すらないというのはザラにあります。わたしも、これまで何度も苦い経験をしています。

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最終更新:7/31(日) 7:09

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