ここから本文です

東京Vの“マスター”永井秀樹が語る最高のスパイク「ある程度の重さはむしろ必要」【SPIKE WARS】―6

フットボールチャンネル 7/31(日) 11:00配信

遠い昔、まだラモス瑠偉がルイ・ゴンサウヴェス・ラモス・ソブリーニョだったころ、彼の所属する読売クラブが国士舘大学と練習試合をしたことがあった。試合後、ラモスはチームメイトの武田修宏に命じた。「いますぐ大学辞めてウチのチームに来いってあの選手に言ってこい! あれは天才だよ!」――。それから25年。ラモスをして天才といわしめた男、永井秀樹は目下、三浦知良に次ぐ日本で二番目に経験豊富なJリーガーである。この企画は、サッカー界の表も裏も知り尽くした男マスター・ナガイに、メーカーの枠組みを超えて6社のスパイクを試し履きしてもらい、その寸評とジャッジを公にしてしまおうという、おそらくは世界でも初めての試みなのである。今回は第6話をお届けする。

【写真】美の競演…欧州の美女サポーターたち

永井秀樹が語る最高のスパイク

──続いてはアディダスでございます。以前にもお伺いしましたが、プーマの印象が強いマスター・ナガイ、実はアディダスに浮気をなさっていた時期があったとか。

マスター永井 「浮気っていうな。人聞きの悪い」

──では裏切り。

マスター永井 「もっと悪いし(笑)」

──ちなみにその時はどんなモデルを?

マスター永井 「プレデター、だったかな。正直、最後までしっくりこなかった印象がある」

──そもそもなぜアディダスを?

マスター永井 「フリューゲルスが消滅して、マリノスと合併することになった。フリューゲルスはプーマと関係の深いチームだったけど、マリノスはアディダスだった。それだけのことなんだけどね」

──なるほど。ではX15/1 HG LEの試し履きをお願いします。

マスター永井 「(もそもそもそと試着)あ」

──どうなさいました?

マスター永井 「でかい。これ、ちゃんとサイズは25.5センチだよね?」

──間違いなく。

「ただでかいだけじゃなくて、横幅が相当広い」

マスター永井 「大きいわ。アシックスは26.5でちょうどいい感じだったけど、これは25でジャストかも。やっぱり、同じ25.5でも、メーカーによって違うんだね、だいぶ」

──メーカーによっても違うでしょうし、同じメーカーでもモデルによって違う部分もあるかもしれません。特に、日本限定モデルと、全世界展開モデルとでは。

マスター永井 「ああ、そうかもね。プーマのパラメヒコなんかも、日本限定モデルだから、サイズはもちろん、横幅なんかもだいぶ違うって聞いたことがある」

──ちなみに発起人K(金子達仁)が入手した情報によると、パラメヒコを製造している工場の所在地などは、プーマ社内でも極秘扱いにされているそうです。

マスター永井 「ま、パラメヒコは名機だからね。作り方のノウハウとか、盗まれたら困るってことなんじゃないの?」

──でしょうね。それはさておき、こちらのモデルはいかがでしょう。

マスター永井 「あのね、ただでかいだけじゃなくて、横幅が相当広い。なんとなく、ドイツのメーカーのスパイクって、日本のに比べると幅が狭いって印象があったんだけど、これはとにかく広い。はっきり言って、足幅の細い人には無理なスパイクだね」

──ちなみにマスター・ナガイの足幅は?

マスター永井 「普通だと思う。その俺がこれだけ広いって感じるんだから、相当だよ」

──マスターが重視しているフィット感の点ではいかがでしょう。

マスター永井 「悪くはない。ないんだけど、アシックスを履いたあとだと、正直、ちょっと残念に感じられる。あれがかゆいところにまで手が届く、凄く繊細な感じのするスパイクだとすると、こちらはちょっと雑。包み込んでくれるような感じはないよね」

1/2ページ

最終更新:7/31(日) 11:18

フットボールチャンネル

記事提供社からのご案内(外部サイト)