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元ブラジル代表の悪童FWがリオの貧民街で生活 かつて中田英寿とも共闘した男の転落人生

Football ZONE web 7/31(日) 18:09配信

34歳となったアドリアーノ 私生活でもトラブルが続き故郷の“ファベーラ”に戻る

 2000年代にかけて“皇帝”と呼ばれたブラジル人ストライカーが、悲惨な転落人生を送っている。スペイン紙「マルカ」によると元ブラジル代表FWアドリアーノが、生まれ故郷のリオデジャネイロの貧民街として有名な「ファベーラ」で生活していると報じている。

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 アドリアーノは189センチの長身と屈強な体躯を生かしてゴールを量産したストライカーで、10代にしてインテルに入団。その後はフィオレンティーナ、パルマと武者修業に出て、パルマでは元日本代表MF中田英寿、元ルーマニア代表FWアドリアン・ムトゥと3トップを形成しゴールを量産した。その活躍が認められてインテルへと復帰し、エースの座に君臨。また05年のコンフェデレーションズカップでは5得点を挙げてセレソンを優勝に導き、大会得点王とMVPをダブル受賞するなど、一気にワールドクラスのストライカーへと上り詰めた。

 しかし、規律のない生活やパーティーに興じすぎたことによって、06年ドイツ・ワールドカップ以降にパフォーマンスが一気に低下。うつ病を発症して以降もトラブルが続き、当時インテルの指揮官だったロベルト・マンチーニ監督からも見放されてしまった。

 その後はブラジルを中心に各クラブを転々としたが、かつての輝きをまったく取り戻せないまま。今年1月にアメリカ4部リーグのマイアミ・ユナイテッドへ加入したが、待遇に不満があったのか、ほどなくしてブラジルに戻ってしまった。

屈強なレフティーFWの面影はなく…

 そんなアドリアーノだが、現在の暮らしぶりは非常に窮乏している模様だ。自身の生まれ故郷である「ファベーラ」で、ドイツ代表のユニホームを着た知人に髭を剃ってもらう写真がツイッター上で拡散しているという。五輪開幕を前に治安の悪化が叫ばれるリオデジャネイロの中でも、ファベーラは特に危険だとされている。アドリアーノ自身にとっての安住の地とはいえ、生命の危険すらある地域での生活を余儀なくされている。

 別の写真ではアドリアーノは上半身裸の姿となっているが、相手マーカーを恐れさせた屈強な肉体はもはや保てていない。今年の2月で34歳となった悪童ストライカーは、このままひっそりとサッカー人生の幕を下ろしてしまうのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/31(日) 18:09

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