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移籍市場で後手を踏む“金欠”ミラン 伊代表FWをレンタルで獲得希望もユーベ側が門前払い?

Football ZONE web 7/31(日) 19:13配信

モンテッラ監督がザザの獲得を熱望

 ACミランの金欠ぶりが深刻の度合いを深めている。現地時間30日に行われたインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)で、リバプールに0-2のスコア以上に圧倒されたヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、ユベントスのイタリア代表FWシモーネ・ザザの獲得を熱望しているが、ここで問題が発生しているという。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

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 中国企業との身売り交渉が一向に進まないミランの補強策は、ジリ貧状態となっている。累積赤字は解消されず、移籍金の捻出のために昨季セリエAで18得点をマークしたコロンビア代表FWカルロス・バッカの放出を余儀なくされているが、肝心のバッカもウェストハムからの移籍金3000万ユーロ(約35億円)のオファーに難色を示しており、金欠状態は一向に解決されていない。

 モンテッラ監督は昨季セリエB得点王のFWジャンルカ・ラパドゥーラ以外の補強として、ザザの獲得を熱望しているという。ザザと言えば、欧州選手権準々決勝のドイツ戦でPK要員として投入されながら、“カエルダンス”と揶揄された助走からのシュートを失敗。大きな注目を浴びる舞台で失態を演じてしまった。

 そんな傷心のレフティーは、ユベントスで厳しい状況に直面している。昨季セリエA歴代最多の36得点を叩き出したアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが、ナポリから移籍金9000万ユーロ(約105億円)で加入。その他にも昨季チーム最多19得点を挙げたアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラや、クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチら実力者も揃っており、ザザはイタリア国内での移籍を希望しているという。

ユベントスは完全移籍での放出を希望

 そうした状況のなかで、ローマに加えてミランも獲得に動いているが、資金難により完全移籍ではなく期限付き移籍での獲得を希望しているという。一方、ユベントスとしてはレンタルではなく、高額な移籍金での放出を希望しており、“金欠ミラン”にとっては不利な状況になっているという。

 サポーターが苛立ちを爆発させ、デモにまで発展するほどの苦境に陥っているミランは、元スペイン代表DFアルバロ・アルベロアを移籍金ゼロで獲得したばかり。3年連続で欧州カップ戦出場権を逃した今季も、訳あり補強路線を突き進むことになるのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/31(日) 19:13

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