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小倉監督が指すセーフティーゾーンとは? 名古屋残留の道を過去のデータから探る

SOCCER DIGEST Web 7/31(日) 12:00配信

小倉監督が掲げる勝点40は相当高い目標。

[J1第2ステージ6節]横浜0-0名古屋/7月30日/日産ス
 
 横浜戦をスコアレスドローで終えた小倉監督は、今後の具体的な目標を次のように語った。
 
「(今後は)しっかりと勝点を拾っていく戦いが必要だなと思います。そのなかで今日は勝点1をプラスできた。早くセーフティーと言われている勝点40へ行きたい。あと勝点21を早く取りたいと思います」
 
 小倉監督の言葉から出た“セーフティーと言われている勝点40”とは、どのくらいの基準なのか。過去3年のデータから調べてみた。
 
 まず、ここ3年の下位順位は以下のとおりだ。
 
2013年
14位大宮(勝点45/残留)、15位甲府(勝点37/残留)、16位湘南(勝点25/降格)、17位磐田(勝点23/降格)、18位大分(勝点14/降格)
 
2014年
13位甲府(勝点41/残留)……15位清水(勝点36/残留)、16位大宮(勝点35/降格)、17位C大阪(勝点31/降格)、18位徳島(勝点14/降格)
 
2015年 
11位鳥栖(勝点40/残留)……15位新潟(勝点34/残留)、16位松本(勝点28/降格)、17位清水(勝点25/降格)、18位山形(勝点24/降格)
 
 現在の名古屋の勝点は19。ここから小倉監督が話す40まで伸ばすとすると、残り11戦で21ポイントを積み重ねなくてはいけない。つまり7勝、あるいは5勝6分けといった戦績が今後必要になってくる。13戦未勝利のチームにとって、これは相当に高い目標となる。
 
 目標値をより現実的なところまで下げ、ここ3年の残留ラインの平均値である勝点35としても、今後は16ポイントを加算しなくてはいけない。残り11戦での目安は5勝1分け5敗。ほぼ五分の星である。
 
 今後の対戦カードを見ると、まずは次節の広島戦、次々節の浦和戦と年間順位で上位との対戦がやってくる。当然相手も勝点を無駄に落としたくないと考えてくるわけで、ここが最初のヤマ場と言える連戦になるだろうか。
 
■今後の対戦カード
7節vs広島、8節vs浦和、9節vs柏、10節vsFC東京、11節vs新潟、12節vsG大阪、13節vs仙台、14節vs福岡、15節vs磐田、16節vs神戸、17節vs湘南
 

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守備の立て直しは奏功するか。

 ちなみに危険水域に入っているのは、失点数も同じだ。ここ3年で残留してきたチームの平均失点は47。現在39失点している名古屋にとってはジリジリとその数に近づいている。
 
 名古屋は今後、守備の立て直しのために、かつてストイコビッチ体制時にアシスタントコーチを務めたボスコ・ジュロブスキ氏のコーチとしての招聘が噂されている。横浜戦では守備的なシステムへの変更で、持ち直したかに見えたが、果たして失点数の改善と勝点の上積みは進められるのか。
 
 鹿島、横浜とともに降格を味わったことのないオリジナル10の厳しい戦いは続きそうだ。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 

最終更新:8/1(月) 11:14

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