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【G大阪】丹羽大輝が怠慢プレーのパトリックに憤怒。「そこをあやふやにするのはダメ」

SOCCER DIGEST Web 7/31(日) 12:00配信

「そのへんは本人にも言っているし、チームとして戦っていこうと」

 第2ステージ6節のG大阪対広島戦後、静かに怒りを露わにしたのがG大阪の丹羽大輝だった。表情こそ穏やかだったが、言葉には力がこもっており、発するコメントには怒りの感情が滲み出ていた。

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「代わった選手が役割を考えて入って、それまで一生懸命やった選手のプレーをつながないと。1-0で勝ったけど、理想は2-0、3-0で勝つことだったし、(交代は)そういう健太さんの攻撃的なメッセージだったと思う」
 
 そして、こう続けた。
 
「そのへんは本人にも言っているし、チームとして戦っていこうと。勝ったからこそ気を引き締めて。そこをあやふやにするのはダメだと思うので」
 
 本人とは、アデミウソンに代わって69分から出場したパトリックのことだ。最前線に入りボールを受ける回数は多かったが、簡単にボールロストして逆にカウンターの機会を与えた一方、守備でも途中出場とは思えないチェイシングで相手に自由を与えた。
 
「広島に高さがないのは分かっていたわけで、そっちのストッパーのほうで競れば間違いなくヘディングで勝てるし、ヘディングで逸らせればそこでタメができる。そういう意味を込めての交代だったと思う。そのへんを本人が汲み取ってやっていかないと」(丹羽)
 
 今のG大阪に足りない要素のひとつが「したたかな部分」だと丹羽は指摘する。
 
「上位を目指すとか、優勝するとか、隙を作らないチームになるためには、したたかな部分が必要だと思う。広島さんが今まで勝てていたのは、そういうしたたかな部分で、ちょっとしたところで上回れていたからこそだと思う」
 

「人間なので、そういう部分があって当たり前だと思いますけど……」

 
 丹羽のマシンガントークはまだ終わらない。矛先はやはり交代選手についてだった。
 
「三冠の時は、交代選手がプラスアルファの力をもたらし、途中から入ってさらにギアチェンジしていた。勝っているチームは、11人だけじゃなくて、途中から入る選手がすごく大事。夏場はどうしても足が止まるなか、途中から入る選手が2倍、3倍と走ってくれればチームの助けになる。僕らが勝っていた時は、途中選手が活性化させてくれていた」
 
 機能していた時と機能していない時、その原因はどこにあるのか。丹羽は「本人の意識だけだと思う」と分析。「健太さんのサッカーをこれだけ積み重ねてきて、戦術だったり、やり方は分かっているわけで、じゃあ何が違うのかというと、気持ち的な部分だけだと思う」と力説する。
 
「新しい監督で、始めての試合で、サッカーが分かりませんだったらまだ分かるけど、これだけ健太さんの下でやっていて、攻撃の仕方、守備の仕方も全部整備されているなかで分からないというのはおかしい。もう気持ち的な部分だけだと思う」
 
 再び「気持ち的な部分」(メンタル)を強調した一方、「人間なので、そういう部分があって当たり前だと思いますけど、そこを修正していくは僕の役割だと思う」とも語る。
 
 丹羽は、決して無理な要求をしているわけではない。以前できていたことを求めているだけだ。できるのにやらない。だからこそ、怒りを露わにしているのだ。
 
 

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最終更新:8/1(月) 17:18

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