ここから本文です

若きチェコ人銀行家が夢を形にした モルディブの超リュクスなリゾート!

CREA WEB 2016/7/31(日) 12:01配信

#101 Velaa Private Islandヴェラ プライベート アイランド(モルディブ)
圧倒的な自然美に欧州流の洗練をひとふり

 今や100軒を超えるモルディブの1島1リゾート。リゾートのある環礁も、15年ほど前は北&南マーレ環礁とアリ環礁を中心として、バア環礁に新しいリゾートが数軒あるくらいだったのが、今では約20の環礁にわたっています。

 イハヴァンディッポル、シャビヤニ、ラヴィヤニ、ファーフにミーム……、呪文のような環礁の名前と位置、そしてリゾートの所在地は、記憶力を総動員しても、近年では覚えきれないほど。

 急増するリゾートの数に比例して、そのキャラクターの幅も広がってきています。

 今回ご紹介するヴェラ プライベート アイランドは、圧倒的な自然美に、ヨーロッパの洗練をひとふり効かせた印象。どこか重厚感を感じるのは、オーナーやデザインを担当した建築家がチェコ人だからでしょうか。

 ヴェラ プライベート アイランドはヌーヌ環礁に2014年3月オープン。

 “ヴェラ”とは地元の言葉で“カメ”という意味があり、海ガメが産卵に訪れることから名付けられたそう。水上飛行機で空から見下ろすと、島を甲羅、水上ヴィラを頭に見立てた、カメの形をしています。随所にカメの甲羅や色調などをモチーフにしたデザインも。

ミシュラン3ツ星シェフが監修した極上レストラン

 このリゾートの特長といえば、食の充実度でしょう。

 食材のほとんどを輸入にたよるモルディブでは、食事のクオリティを確保するのは大きな課題です。しかも1島1リゾートでは、たとえレストランがまずくても、外食に出ることはできず、かといってリゾートを変更するのも難しい。食はモルディブのリゾート選びの大きな判断基準でもあるのです。

 ヴェラ プライベート アイランドのシグネチャーレストランは長い桟橋で結ばれた、水上の「アラグ」。

 ここではミシュラン3ツ星シェフ、アデリーヌ・グラタールが監修したモダン・ヨーロッパ料理を供しています。コンセプトは、食材本来の味を生かしたクラシカルな調理方法であること、そして、センセーショナルな食材の組み合わせであること。ひと皿の中に2つの楽しみ方を提案しています。

 店内の天井を見上げると、365匹のトビウオのオブジェ。湯気が立ち上るオープンキッチンから活気が伝わってくる一方で、ピアノの生演奏と波音が静かに聞こえるロマンティックなシチュエーションです。80種類の銘柄を備えたシャンパン・バーも併設されています。

 また、鉄板焼きとアジア・フュージョン料理のダイニングとワインセラーが入った、高さ22メートルものタワー「タバル」は、モルディブのリゾート・アイランドで最も高い建物。

 最上階から水上ヴィラを見下ろした風景は、これまで見られなかった風景かもしれません。というのも、法律でヤシの木よりも高い建物はNGなのです。なんと接ぎ木をして対処したのだとか!? タワーを覆うネットは、フェラーリで使っているものと同じだそうで、耐久性だけではない、こだわりが感じられます。

 ビーチフロントにある「アシリ」での朝食は、ビュッフェと、オーダーするホットディッシュからなります。ずらりと並ぶビュッフェには、ウィートグラスのスムージーや蒸したキヌアなど、朝にぴったりのヘルシーなメニューも。

1/2ページ

最終更新:2016/7/31(日) 12:01

CREA WEB

記事提供社からのご案内(外部サイト)

CREA

文藝春秋

2017年2月号
1月7日発売

定価780円(税込)

ひとりに優しい宿、増えてます!
楽しいひとり温泉。

ひとりにいい温泉宿107
坂口健太郎「ブラームスとギターと」

ほか

天皇陛下の退位 専門家の提言

天皇陛下の退位をめぐり政府が設けた有識者会議は年明けにも、論点整理を取りまとめる。
憲法や皇室問題に詳しい専門家の提言とは。