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【陸上】日本選手権Vの松江北・福田が高校総体女子800m優勝「本当に嬉しい」

THE ANSWER 8/1(月) 19:34配信

重圧の中で優勝、目真っ赤に染める

 中国地方を舞台に行われている平成28年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ/特別協賛・大塚製薬)の陸上競技が岡山シティライトスタジアムで開催されている。1日の女子800メートルでは高校生ながら今年の日本選手権を制した福田翔子(松江北3年)が2分4秒24の好成績で優勝を遂げた。

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 6月に行われた日本選手権で福田は大学生や社会人に交じり、2分05秒92のタイムで優勝を飾った。また高校日本記録の2分04秒00も自身が記録するなど、絶対的な優勝候補として大会に臨んだ。決勝では1周目で2番手につけ、2周目のバックストレートからスピードアップし、追いすがる後続を突き放して優勝した。

 実力を見せつけた福田は涙もろい性格で、この日も目を真っ赤に腫らして「とにかく嬉しいです」と喜びをかみしめた。日本選手権に続く800メートル女王となった福田だが、精神的な重圧も感じていたようだ。

「最初は『プレッシャーはない』と自分の中では思っていたんですけど、やっぱり心のどこかでプレッシャーのようなものを感じていて『インターハイを優勝しなきゃいけない』と思っていたので、実際に優勝できて本当に嬉しいです」

2020年東京五輪見据えて―

 予選、準決勝と余裕を持って通過した福田は、決勝が始まる前の選手紹介で記録更新を期待するアナウンスを受けるなど、大きな注目を受けた。胸に手を当てて「自分の走りができるように落ち着くことに集中しました」と、あくまで普段通りのレースを心掛けた。

「日本選手権は戸谷(温海/東大阪大敬愛3年)さんに一歩前に行かれる展開だったので、今回は日本選手権よりも離されずに、なるべく後ろについていこうと思っていました。ラスト300メートルでいけそうだったので、そこからギアチェンジして最後まで逃げ切れました。今日は正直、優勝することが最大の目標でした」

 勝負に徹する走りで栄冠を手にした福田は、今後への向上心も忘れていない。

「タイムはまた国体などで狙っていきたいです。国体でこそ高校記録を狙っていきたいです」

 インターハイ優勝をステップアップに、2分3秒台、そして目標に置く2020年東京五輪に向けて、福田は力強く宣言した。

 全国高体連公式のインターハイ応援サイト「インハイ.tv」では陸上だけでなく開催30種目のライブ動画を配信している。高校生の熱戦をチェックして、未来の日本を担うアスリートの一瞬を目に焼きつけたい。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:8/1(月) 19:43

THE ANSWER