ここから本文です

【セルジオ越後】「良い経験だった」って、今言うこと? ブラジル戦を組んだ意味は? サポートメンバーを起用する意味は? まったく意味が分からないよ!

SOCCER DIGEST Web 8/1(月) 18:13配信

ブラジル対日本戦には、本当にがっかりしたよ。まるで大人と子どもだった。

 
 7月30日(現地)の国際親善試合、ブラジル対日本戦には、本当にがっかりしたよ。思ったよりも、ブラジルと日本の差が出たし、まるで大人と子どもだった。
 
 日本は自陣に引くばかりでボールを奪いに行かず、球際への意識も低かった。受け身に回る形で、ブラジルに好き放題やられたね。
 
 全員が引き、自陣エリア付近で寄せるだけ。ワンツーやドリブルで打開されたが、それでも辛うじて失点にならない時間が続き、「守れている」という意識だったのだろう。
 
 2失点で終わったのは、日本に多少の運があったからだし、ブラジルが本気を出していなかったからだ。日本の良いところを探そうとしたけど、何ひとつないよ。
 
 守備からカウンターを狙うのはいい。だけど、ボールを奪う意識があれだけ低いと、失点は時間の問題に決まっている。それを考えると、ゲームプランがまったく見えなかった。
 
 サイド攻撃は数えるほどで、相手のミスによるカウンターしかチャンスがなかった。南野はどこにいたのか分からず、2ボランチもさして効いていなかった。
 
 オーバーエイジの3人(興梠、藤春、塩谷)もぱっとしなかったね。興梠はシュート0本に終わったし、塩谷はPKになりかけた対応があった。
 
『ブラジル』という看板に、日本はおののいていたね。攻守両面で、組織が機能していなかったよ。
 

【親善試合|U23日本代表×U23ブラジル代表 PHOTOギャラリー】

「今日の試合が大事だったわけではない」って、いつから興梠はそんな偉そうなことを言えるようになったの?

 
 選手たちのコメントのなかに、「後半のほうが良かった」という声もあった。ただ、後半のことなんかどうでもいいんだ。ブラジルは前半がベストメンバーで、後半はチームが別ものだったのだから。
 
 それに「後半のほうが良かった」という言葉を額面どおりに受け取れば、オーバーエイジは不要ということになるよ。
 
 興梠は「今日の試合が大事だったわけではない」と言ったらしいけど、じゃあなんでブラジル戦をやったのか。
 
 せっかくブラジルはベストメンバーが先発したのに、「今日の試合が大事だったわけではない」って、まったく失礼な話だよ。いつから興梠はそんな偉そうなことを言えるようになったの? ブラジルと対戦できる機会なんて、そうそうないんだよ。
 
 一番がっかりしたのは、リオ五輪の出場権利がないサポートメンバーを、わざわざこのブラジル戦で起用したこと。もう2020年の東京五輪に向けて強化しているのかな。だっら、全員U-19代表の選手でやれば良かったんじゃない。
 
 直前合宿地のアラカジュからブラジル戦の会場ゴイアニアまで、約1500キロもわざわざ移動したのに、何しに行ったのか。
 
 この試合の意味は何? なんでこの試合を組んだの? リオ五輪の出場権利がないサポートメンバーを使う意味は? リオ五輪メンバーの疲労や怪我を考慮したの? 
 
 万全の準備ができているなら、それでもいい。でも、あの試合内容を見る限り、準備不足は歴然だよね。それに久保の合流も遅れているわけでしょ。もっとテストするべきことは絶対にあったよ。
 
 良いマッチメイクをしても、サポートメンバーを起用するぐらいなら、この試合の意味なんてなかったんじゃない。ブラジル3、4部のチームと練習試合をして調整しても同じことだった気もするよ。
 
 ブラジルの監督は、日本について「ディフェンシブすぎるチーム」と評していたけれど、ブラジルにとっては参考にならない試合だっただろうね。
 

1/2ページ

最終更新:8/1(月) 21:57

SOCCER DIGEST Web

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。