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名古屋の医療関連にはどえらいお宝銘柄がワンサカ!? 

会社四季報オンライン 8/1(月) 15:36配信

 7月中旬に名古屋で「名証IRエキスポ」が開催された。名古屋地区に拠点を置く企業や名証上場の企業が一堂に会するIRイベントだ。アナリスト、機関投資家だけでなく、個人投資家向けにさまざまな情報提供を行う場である。

 医療関連産業では東京・大阪の二大都市優位が著しい。特に、東京は日本の医療産業のメッカ。日本橋や京橋には医薬品など医療関連の本社や東京本社が集中する。武田薬品工業 <4502> 、大日本住友製薬 <4506> 、田辺三菱製薬 <4508> などの本社所在地は現在も大阪だが、経営のトップや情報発信の主要な拠点は東京本社へ移りつつある。抗がん剤「オプジーボ」で躍進著しい小野薬品工業 <4528> も大阪に本社を構えるが、東京・日本橋に東京本社の建設を進めている。一方、歴史のある大阪の道修町が今もなお医薬品産業の街としての面影を残しているのも事実だ。

 これに対して、名古屋はどうだろうか。業界には「存在感に欠ける」との見方が少なくない。製薬会社といえば株式未公開の興和ぐらい。ジェネリック分野の大手だった、同じく未公開企業の大洋薬品工業は2012年に世界最大のジェネリック医薬品メーカーであるイスラエルのテバ社の傘下に入った。

 医療機器分野では日本コーリンが03年に上場廃止。13年6月にはグッドマンもTOBにより上場廃止となったことで、名古屋の医療産業の埋没感が一段と顕著になった。

 こうした環境下で開かれた「名証IRエキスポ」。主催者の話によると、今回の参加者は過去最高だったそうだ。各企業のIR活動はもちろんだが、企業ブース以外でも派手な講演会が開催されていた。講演者は経済アナリストでライザップの広告塔としても話題の森永卓郎氏、元中日ドラゴンズ投手の山本昌氏、「優待名人」として名を馳せた桐谷広人氏などと多彩だった。

 機関投資家やアナリスト向け専用のスペースが設けられていたのも、ほかのIRイベントではあまりお目にかからない光景だった。ブースを出展したのは91社。このうち、38社が機関投資家やアナリスト専門ブースを開設していた。

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最終更新:8/2(火) 14:06

会社四季報オンライン