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中日・岩瀬仁紀、通算900試合登板が目前。史上3人目の快挙達成へ

ベースボールチャンネル 8/2(火) 6:50配信

プロ野球記録の402セーブ保持者

 中日ドラゴンズの岩瀬仁紀が、再び1軍のマウンドに帰ってきた。プロ野球記録である通算402セーブを挙げている左腕は昨季、左肘の故障でプロ入り後初めて1軍登板がなかった。

 今季は復活を目指してプロ18年目のシーズンに臨んだものの苦戦を強いられている。4月23日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)では、9回裏二死2点リードの場面で登板し、中村悠平に逆転3ランを浴びて敗戦投手となった。

 さらに同27日のDeNA戦(横浜スタジアム)では3安打3失点。一死しか取れずにマウンドを降りた。このあと自らファーム行きを直訴した岩瀬は、2カ月半調整を行ってきた。

 1軍復帰後、最初のマウンドは7月19日の広島戦(マツダスタジアム広島)。最速141キロの真っ直ぐとスライダー、シュートを織り交ぜ、1回を1安打無失点に抑えた。その後の登板も無失点投球が続いている41歳の大ベテランは今後、後半戦のしびれる場面でのリリーフ登板が予想される。

 1年目から65試合に登板し、中継ぎながら10勝を挙げてリーグ優勝に貢献してきた。2004年に落合博満監督が就任してから抑えの役割を任せられ、その後、日本球界を代表するストッパーとなった。歴代投手の通算セーブ数ランキングは以下の通りとなっている。

◆歴代投手・通算セーブ数ベスト5
1位 岩瀬仁紀 402セーブ
2位 高津臣吾 286セーブ 
3位 佐々木主浩 252セーブ 
4位 小林雅英 228セーブ 
5位 藤川球児 222セーブ 
※成績はNPB記録のみ

リリーフとして積み上げてきた価値ある数字

 セーブ数と共に岩瀬が誇る記録として通算の登板数がある。ここまで898試合に登板し、史上3人目の通算900試合登板が間近に迫っている。通算登板数は現役選手では断トツの1位(2位のソフトバンク五十嵐亮太が692試合登板)であり、歴代投手の中でも3位に位置する偉大な記録だ。


登板数の多かった歴代投手ベスト5は以下の通りとなっている。

◆歴代投手・登板数ベスト5 
1位 米田哲也 949試合(5130回)
2位 金田正一 944試合(5526回2/3)
3位 岩瀬仁紀 898試合(910回1/3)
4位 梶本隆夫 867試合(4208回)
5位 小山正明 856試合(4899回)
※()内は投球回数

 このランキングの中で岩瀬以外はすべて先発投手。金田正一を筆頭に通算勝利数でも名高い伝説の投手たちだ。そのなかで唯一ストッパーとして910イニング1/3を投げ抜いてきた。

 ブルペンで戦況を見つめ、最後のイニングを任せられるストッパーとして積み上げてきた数字。その価値は非常に高く、岩瀬の精神面での強さもうかがえる記録だ。

ベースボールチャンネル編集部

最終更新:8/2(火) 6:50

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