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一緒に飲酒するカップルのほうが幸福度が高い?

ハーパーズ バザー・オンライン 8/2(火) 11:00配信

「アメリカ老年学会」が行った調査で、同じ飲酒習慣を持つカップルのほうが、そうでないカップルより幸福度が高いという結果が出た。
 
ロイター通信によると、同会がアメリカに住む50歳以上のカップル4,864組に対して長期にわたる「健康と引退に関する調査」を実施し分析したところ、2人とも飲酒するか、もしくは2人とも飲まないカップルのほうが、どちらか一方だけ飲むカップルより2人の関係に満足度が高いことがわかった。調査したカップルは、結婚年数平均33年で、ほとんどが初婚だった。
 
また、パートナーが異なる飲酒習慣を持つ場合、女性のほうがより影響を受けているようだ。
 
「同じ飲酒習慣を持つカップルのほうが、年数が経つにつれ結婚生活のネガティブな要素が減っていく。これは、妻側のほうに著しい。つまり、アルコールを飲む妻は、夫も飲む習慣がある場合、結婚生活に対するネガティブな要素を減少していくのに対し、一方、妻は飲むが夫は飲まない場合は、ネガティブ要素が増えていく」という。
 
調査結果はこの相関関係を示してはいるものの、ではなぜ、2人とも飲む(あるいは飲まない)カップルのほうが2人の関係性をポジティブに認知するのかについては、はっきりとわかっていない。
 
「どうしてなのかはわかりません」と、調査の著者キーラ・バーディット博士はロイター通信に語っている。「余暇を一緒に過ごす時間が長いカップルのほうが、結婚生活のクオリティが高いということかもしれません」
 
しかし、この調査結果を持って、毎晩の飲酒のお墨付きとするのはいい考えとは言えない。
 
「もっとお酒を飲みなさい、とか、飲酒習慣を変えなさいと言っているわけではありません」とバーディット博士。ミシガン大学のフレッド・ブロウ博士(調査には関わっていないが)は、ロイター通信に対し、バーディット博士に同調する意見を述べている。「ヘビーに飲酒する人は、人間関係、特にパートナーとの関係を破壊します。これは、今後さらに見ていく必要がある大事な問題ですね」

最終更新:8/2(火) 11:00

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