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フォルランが高騰し続ける移籍金に苦言 「ポグバ獲得に140億円が必要なら…」

Football ZONE web 8/1(月) 23:55配信

“ワンクラブ・マン”だったスコールズ氏を引き合いに現状を憂う

 かつてマンチェスター・ユナイテッドでプレーし、Jリーグのセレッソ大阪でもプレーした元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランが、高騰する移籍金に対してフランス代表MFポール・ポグバとユナイテッド時代のチームメートであるポール・スコールズ氏の名を挙げて苦言を呈している。UAEの英語メディア「ザ・ナショナル」のコラムに記している。

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「もしポール・ポグバの獲得に1億2000万ユーロ(約140億円)が必要だというなら、ポール・スコールズを獲得するのにはどれだけの金額が必要なのだろうか。彼は、私が一緒にプレーしたMFの中で最高の選手だった。ポグバは良いプレーヤーだ。私も彼のことは好きだ。彼はこの世代で最高のMFになるポテンシャルがある。しかし、スコールズにどれだけの金額的な価値があるかの議論をされたことはあっただろうか」

 スコールズ氏は、引退してからの現役復帰に半年間のブランクこそあったが、約20年間をユナイテッド一筋でプレーした“ワンクラブ・マン”だ。マンチェスター近郊で生まれ育ち、下部組織からユナイテッドのみでプレーしてキャリアを終えた。移籍に関する噂が上がることはほとんどなく、実際に移籍したらどれほどの移籍金がかかったのかは未知数だ。フォルランは、こうして多額の金銭で選手を取引するサッカー界の現状を憂いている。

「ポグバがその金額に見合うかどうかは…」

「もちろん、お金は重要なものだ。サッカー選手に素晴らしい人生と、人生に対する安定をもたらしてくれる。そして、世界中の人々や新聞もそれについて話す。ポグバはその金額に見合うかどうかという話がされるのは仕方がないが、選手にとってお金はモチベーションの中のほんの一部であるべきだ。最も高額な給料をもらう選手が中心にされやすいが、サッカーはあくまでもチームスポーツなのだ。現在のサッカー界で動いている大きすぎる金銭は、選手とサッカーそのものから興味の中心を奪ってしまう危険性がある」

 C大阪でのプレーを終えて帰国したフォルランは、母国ウルグアイのペニャロールでのプレーを6月に終えて現在は無所属の選手となっている。37歳になったストライカーは、このまま現役生活に幕を引くのか、新たな挑戦をスタートさせるのか。いずれにせよ、古巣ユナイテッドが主役の一つである移籍金の札束攻勢に対して、憂慮の思いを持って過ごしているようだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/1(月) 23:55

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