ここから本文です

「大金で人形を買えない!」 今季失職危機の悪童バロテッリにセリエA昇格組の会長が一刀両断

Football ZONE web 8/2(火) 12:00配信

ペスカーラ会長はリパブールで戦力外通告のストライカーに「No」突きつける

 今シーズンの失職危機に瀕している“悪童”こと元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが、母国イタリアでセリエA昇格を果たしたクラブからも完全に不要な選手と評価されている。ペスカーラのダニエレ・セバスティアーニ会長がイタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」に語っている。

【写真記事】英メディア選定「FKキッカー世界トップ5」 中村俊輔もランクイン

 イタリアメディアでは、国内の中堅から下位のクラブや、国外のクラブでイタリアに縁がある監督や会長にインタビューをする際に、問題児バロテッリ獲得への興味を質問するのが完全に恒例行事となっている。一昨季はリバプール、昨季はACミランでリーグ戦それぞれ1ゴールという完全なる不発に終わったことで評価が地に落ちているが、同じ昇格組のクロトーネの会長は獲得に対して積極的なコメントを残し、実際に動いたことも明かした。しかし、ペスカーラの会長はバロテッリを酷評している。

「昇格してきた我々は移籍市場でうまく立ち回る必要があり、補強が必要なことは理解している。それでも、我々は我々の移籍市場を動くしかないんだ。バロテッリ? 私は彼が偉大な選手であり、多くの人々の注目を集めると理解しているよ。ただ、誰かを喜ばせるために大金で人形を買うわけにはいかないだろう」

名将クロップもベジクタシュ監督も「いらない」と異口同音

 セバスティアーニ会長は悪童バロテッリを“高価な人形”として獲得の意思が全くないことを示している。代理人のミノ・ライオラ氏は保有権を持つリバプールに対して、獲得先のクラブによる金銭負担を限りなく小さくする条件をすでに勝ち取っているとされているが、それでもセリエA残留を目標とする昇格組のクラブですら興味を示さないという苦境に陥っている。バロテッリを獲得すればメディアは話題に困らないが、セバスティアーニ会長はバロ獲得でチームに益なしと一刀両断にしている。

 リバプールではユルゲン・クロップ監督からFWの序列では5番手から6番手にあたり、事実上の戦力外として移籍を勧められている状況にある。トルコ王者ベジクタシュの会長が獲得を希望する発言をしたが、監督が「いらない」と断言したために、プレー先を見つけるのは困難を極めているようだ。閉幕まで残り1カ月となった移籍市場で、悪童は今季プレーするクラブを見つけることはできるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/2(火) 12:00

Football ZONE web

Yahoo!ニュースからのお知らせ