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アルゼンチン代表新監督就任のバウサ氏、初仕事は代表引退宣言のメッシ説得と明言

Football ZONE web 8/2(火) 23:30配信

新指揮官「バルセロナに旅立つ。レオと話す」

 6月のコパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権)決勝での敗戦後、大混乱に陥っていたアルゼンチンサッカー協会(AFA)だが、空位になっていた代表監督の座がエドガルド・バウサ氏に決まったと発表した。米テレビ局「FOX SPORTS」に出演した同氏は最初のタスクとして、FWリオネル・メッシの代表引退撤回に意欲を見せている。

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 コパ・アメリカ・センテナリオ決勝チリ戦でのPK戦敗退直後、メッシは14年ブラジルワールドカップ、15年コパアメリカチリ大会に続く決勝戦の黒星という悲運とAFAの腐敗に加え、度重なる運営の失態に心が折れ、ピッチ上で号泣。代表引退を明言した。またヘラルド・マルティーノ前監督も辞任を表明し、エースと指揮官がチームを去る緊急事態となった。

 新監督候補にはアトレチコ・マドリードの闘将ディエゴ・シメオネ氏、ラツィオの指揮官を2日で辞任した「エル・ロコ(変人)」の異名を持つ戦略家マルセロ・ビエルサ氏の名が挙がった。ディエゴ・マラドーナ元監督が「ギャラがタダでもやっていい」と立候補するなど空座となったアルゼンチン代表のポストは注目を集めたが、AFAはバウサ氏の招へいを決めた。ブラジル名門サンパウロの指揮官を務める同氏だが、かつて2度のコパ・リベルタドーレス制覇に導いた実績を持っている。

 58歳の指揮官にとって最初のミッションはメッシ代表引退を撤回させることだ。サンパウロの監督を辞任した数時間後に同局のインタビューに答えたバウサ氏は以下のように語っている。

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「バルセロナに飛び立ち、メッシと話し合うつもりだ。何も彼を説得するわけではない。フットボールの話をするだけだ。レオについて私は楽観的だよ。希望に満ちた話を届けて、彼をアルゼンチンのために復帰する手助けをするんだ」

 このように自信を見せた。また「レオはバルサでは非常に守られている。彼らはボールを奪われた瞬間、ハイプレスを仕掛ける。そして、彼にボールを与えることができる。彼は守備のために自陣に戻る必要がないからね」とバルサの戦術を賞賛。メッシのためのハイプレスをアルゼンチン代表にも導入を検討しているのだろうか。

 果たしてバルサが保つ機能美をアルゼンチン代表でも同じように表現できるか。何よりもメッシが翻意するほどの情熱と戦術を、新指揮官は提示する必要性がありそうだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/2(火) 23:30

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