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人生を楽しむ世代が今、代官山に集合 焚き火イタリアン「falò」の粋な利用法

CREA WEB 8/2(火) 12:01配信

しっかりディナーでもワイン1杯でも、つい寄りたくなる店

 待ってました! こんな素敵な店を作ってくれて本当に感謝! 

 なにがそんなに良いのかって? 行けばわかります。

 おそらくハマる人、続出になるでしょう。そんなこと言わないでまずは教えろとおっしゃる方々に、ご紹介いたしましょう。

 代官山駅から徒歩3分、今年5月に“焚き火イタリアン”という新しいジャンルを創り出したのが、ここ「falò」なのです。

 中央にある焚き火台をぐるりと囲んだカウンター席にはこの日、4人で女子会、デート、ご夫婦、おひとりさまのイケメン、仕事終わりの外人2人、「falòってます」というFacebookの投稿を見て集まってきた8人(ま、これは私と友人なのですが)、などなどなんだか様々で、いわゆる○○向きっていう括りがない。

 ただし人生楽しそうなオトナが多いのは確か。

「ウチは飲んで食べるのが好きっていうオヤジが来たくなるみたいです。女性もなぜかオヤジっぽい」と笑いながら話すのは樫村仁尊シェフ。

 食べログで常に3.7以上のTOP1000に入っている自由が丘「mondo」の姉妹店で、シェフは広尾「リストランテ アクアパッツァ」の元料理長とくれば、味はお墨付き。

 それに、「mondo」の宮木康彦シェフが、釣った魚を焼きながら飲める場所があったらいいなぁという夢を形にしたと聞けば、どんな店なのか知りたくなるってものじゃありませんか。

突き出しのイタリアンおばんざいからスタート

 メニューはすべてアラカルト。好きなものを好きなだけっていう、最近とんと少なくなってきた嬉しいやつです。

 だから、がっつりディナーはもちろん、ワインだけでもOKなので、ついつい寄りたくなってしまうのです。

 看板メニューは「塊で焼いたイチオシのポルケッタ」(1カット 2,500円)や、「本日の魚」(2,000円~)、「炭火にぶっこんだじゃが芋」(300円)などの焚き火料理。

 そして「からりと揚がった海老香るガラ海老」(700円)、「ちょっとだけ辛いタコきゅう」(700円)など名前からして楽しい一品ものも盛りだくさん。

「串刺しにしたジャンボしいたけとサルシッチャ」(900円)なんて拳ほどの大きなしいたけですよ! そこにサルシッチャを詰めてじっくり焼いてくれる。サルシッチャから出る塩加減がほどよくてお酒がぐいぐい。

 派手な盛り付けはないけれど良い食材が美味しく食べられる、普段使いしたい店ってこうことよね。

「くるくる巻いた太刀魚」(1本 800円)は日本の郷土料理をイメージしていて愛媛の太刀魚を竹巻焼きにしたもの。焼きあがったら一文字にナイフを入れ削ぐように竹から外すと、ほわ~っと湯気があがる。ふんわりした身をホフホフしながらいただけば、これまたお酒がぐいぐい。

 そうそう、スタートには5種類の「イタリアンおばんざい」が出てきます。日によって違うのですが、「どれも一品料理でもいいんじゃないの?」ってレベルのおいしさ。

 まずはこれらで一杯、いや二杯飲みながら何を食べるか決める感じ。どの席からも焚き火台が見えるので、おいしそうなものを焼いていれば「それ!」ってお願いしてしまったり、シェフにオススメを聞いてみたり、そんなゆる~い感じが心地良いのです。

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最終更新:8/2(火) 12:01

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