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【MLB】イチローが語ったこれまでと未来。野球殿堂入り確実も「引退して5年後なら経験できないかも」

ベースボールチャンネル 8/3(水) 16:30配信

メジャーの価値観を覆す

 現在MLB野手最年長の42歳のイチローは、2001年のマリナーズ入団以来MLBで16年、常に一線でプレーし、達成まで目前と迫っているMLB通算3000本安打以外にも、これまで数々のマイルストーンを打ちたててきた。

 米大手メディア『ESPN』は「イチローは『50歳までプレーし続けたい』と語る」と題して、これまでの足跡と未来について、イチローのインタビューを掲載した。

 メジャー初出場は2001年4月2日のアスレチックス戦。1番ライトで先発すると、バントヒットを含む2安打1得点という好スタートを切った。その後もヒットを打ち続け、史上2人目のMVPと新人王の同時受賞を達成。開幕前は、イチローの実力を疑う声も多かったが、わずか1年目でその全てを称賛に変えてみせた。

 3年目には262安打を放ちMLBシーズン安打記録を更新した。卓越したバットコントロールに類まれな走塁センス、そして「エリア51」と称されたその守りと強肩――3拍子揃ったプレーは、ステロイドによる本塁打競争となりつつあったメジャーの価値観を覆したとも言われている。

I really don't know what effect I had. But what you can say is that maybe people were only thinking inside a box. Because I was just able to do it kind of freely, do it my way, I believe that box may have been expanded. Maybe they could see that there are other ways.
「僕がどんな影響をもたらしたかはわかりません。でも人々がある一定の考え方しかしていなかった、ということは言えると思います。僕はある意味、自由にプレーすることができたし、自分の道を貫けたので、それだけ、人々の考え方も広がったのでは、と信じています。別のやりかたもあるということが分かってもらったのではないでしょうか」

 当時のメジャーリーグは、ソーサ、マグワイア、ボンズらの強打者たちが筋肉隆々の腕でいかに遠くへ飛ばせるかを競っていた時代。そんな彼らの中で、打球を叩きつけてヒットを稼ぎ、脚で次の塁を盗んでいくイチローの姿は、異色を放っていた。そのスピーディーなプレーはアメリカの人々にタイ・カッブらがプレーした時代のベースボールを思い起こさせたはずだ。

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最終更新:8/3(水) 16:30

ベースボールチャンネル

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