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【リオ五輪】久保、無念の五輪断念。代役は鈴木武蔵に決定!!

SOCCER DIGEST Web 8/3(水) 9:01配信

中盤ならどこでもできる野津田ではなく、シンプルにFWを補充するという判断。

 もつれにもつれていた久保裕也の派遣問題がついに決着した。
 
 ヤングボーイズと最終交渉を行なう予定だった7月31日は、クラブ側は監督とコミュニケーションが取れていないことを理由に返答を先送り。8月1日まで待っても決着がつかず、8月2日午前中まで結論を伸ばしたが、最終的にヤングボーイズから届いたのは「3日の(チャンピオンズ・リーグの)試合が終わるまでは確約できない」という事実上の“派遣拒否通告”だった。

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 クラブの公式サイトで派遣拒否が発表され、突如勃発した「久保問題」。霜田正浩ナショナルチームダイレクター(ND)が直接交渉のため急遽スイスへ飛び、「条件次第では招集に協力してもらえる、というところまで差し戻してもらった」と軟化させることに成功したはずだった。しかし、「ギリギリのライン」(霜田ND)として設定した8月2日までに折り合いがつかず、久保の招集を断念せざると得なくなってしまった。
 
 想定された事態とはいえ、手倉森ジャパンにとって、U-23世代のエースストライカーの欠場は大きな痛手だ。7月27日のセルジッペとの練習試合では、オーバーエイジの興梠慎三がゴールを挙げるも、ブラジル戦では無得点で完敗。「耐える」展開が長く続くなかで、明確な攻撃オプションを見出せずにいるだけに、久保に懸かる期待は大きかった。
 
 なお、代役はバックアップメンバーのFW鈴木武蔵に決定。これでひとつ空いたバックアップメンバーには、千葉のFWオナイウ阿道を追加招集した。交渉に当たった霜田NDは、「17人でオリンピックを戦わなければいけないリスクを避けることを優先した。鈴木に関しては、久保、浅野、興梠と(FWを)3人で回すプランが崩れてしまったので、そのプランを立て直す時に、中盤ならどこでもできる野津田よりも、まずはFWをシンプルに補充したほうがいいという監督の判断」と説明した。
 
 霜田NDによれば、メンバー18人がようやく決まり、手倉森監督は選手たちに「(バックアップメンバーを含む)この22人で戦うぞ」というメッセージがあったという。

 4日のナイジェリア戦に向けて、手倉森ジャパンはいよいよ“本気モード”に突入する。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト特派)

最終更新:8/3(水) 23:13

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