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中村 中が語る女性観:「やっぱり(自分は)女性ではないなって思うときがある」

ローリングストーン日本版 8/3(水) 18:00配信

InterFM897と本誌のコラボレーションで、毎月第3火曜日の夜21時から生放送でお送りしているラジオ番組『(Are You Rolling? )We Are Rolling!』7月19日O.A分の一部を紹介。

【写真あり】中村 中が語る女性観:「やっぱり(自分は)女性ではないなって思うときがある」

最新号に来日公演のレポートも掲載されている、 "パンクの女王" ことパティ・スミスによるザ・フーのカヴァー『マイ・ジェネレーション』でスタートした『(Are You Rolling?)We’re Rolling!』。DJを務めるのは、小誌シニアライターのジョー横溝。

今回のゲストは、最新号の特集「Woman」を主観/客観の両側面から語ることの出来る希有な存在として、今年デビュー10周年を迎えたシンガー・ソングライターの中村 中が登場。デビュー2作目で男性として生まれたが精神的には女性で、現在は女性として生きる "トランスジェンダー" であることをカミングアウトし、世間を揺るがせた。そんな彼女が思う女性観とは? 自身の中に眠る男性的な部分と対比させ、女性という存在を多面的に説いていく。

―ジェンダーのことを告白した後、世の中的にはどんな反応だったんですか?

当時はトランスジェンダーって言葉がそんなに有名じゃなくて、 "性同一性障害" と言われていたんですけど。公表して、その翌年の紅白歌合戦に赤組で出た時はニュースになりましたね。同じような境遇の人たちから "よく赤で出てくれた、大きな一歩だ" みたいな手紙を貰ったりして。喜んでくれてよかったな、と。

―某NHKさんと何か擦った揉んだあったんですか?

全然某じゃない(笑)。そういうのはまったく無くて、最初から "絶対赤でしょう" って。きっとテレビ局のスタッフさんたちにも "その人の生きたいような姿で出そうよ" っていう気持ちがあったんだと思います。私の方から "どうしても(赤で出たい)" って話はしていないので。

―やりますね、某NHK(笑)。

でも、公表した後、週刊誌の人に "身体どうなってんの?" とか聞かれたりするのは嫌だったかな。"どうやってHしてるの?" とか。それ新曲と関係ありますか? って。今となっては自分で曲を書いてるから、どんな風に恋人と過ごしているのかというのも楽曲に影響あるだろうと思いますけど、当時は公表したものの、そうやって聞かれるのが辛くて。

―10年前だと年齢的にもね。

21歳でした。デビューして攻めたい気持ちもあったけど、実際は守りに入ってたような気がします。

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最終更新:8/3(水) 18:00

ローリングストーン日本版

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