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ゆるゆる十勝自転車旅 2016 参加レポート

CYCLE SPORTS.jp 8/4(木) 7:29配信

脚力別に2コースを実施

『ゆるゆる十勝自転車旅 ~静岡-豊頃交流サイクルツアー2016~』が、7月14日(木)~18日(祝)に、北海道十勝の豊頃町を中心に襟裳岬(えりも)に至る広域ルートで開催され、静岡空港発15人、現地参加3人、ガイドライドスタッフ15人の合計33人が参加した。

『ゆるゆる十勝自転車旅』は、3年前の2014年から始まった「互産互消」という静岡県掛川市と豊頃町の地域間交流事業の一環で、夏は掛川から涼しい北海道へ、晩秋と春は豊頃から雪が降らない掛川へ、ツアーを組んで互いに訪問し合ってガイド付きサイクリングを楽しんでいる。主催は豊頃町商工会の「“こうふく”観光プロジェクト検討委員会」、事務局は一般社団法人北海道開発技術センターが担当。静岡空港発のツアー料金は、4泊5日で6万5000円。

ツアーは、2日目までは脚力別にA(ガンガン走る人向け25km/h想定)とB(ゆるゆる走る人向け 15km/h想定)」の2コース、3日目はAとB同一コースが設定されている。今回、同行したのはAコースだ。

サイクリング1日目(7月15日):十勝平野の緩やかな起伏を走る。出発して、日高山脈麓の新嵐山展望台へ。ここがコースのハイライト。標高340mと低い山だが、平野から一気に登る激坂。頂上に設けられた木製の展望台からは雄大な十勝平野のパノラマが味わえる。新嵐山からは標高200mほどの台地を進む。

昼食は、中札内美術村・レストランポロシリ。広大な敷地内の柏林にあるカフェテリア形式のレストラン。好みのものを選んでトレーに載せていく。「食べすぎた~!」という参加者が続出。個人的には、超濃厚なヨーグルト(生クリームも使用、乳脂肪分13・5%)が絶品だった。こんなにクリーミーなヨーグルトは初体験。最後の25kmは十勝川へ向かって下り基調なので、走行ペースが上がる。

サイクリング2日目(7月16日):豊頃市街地から十勝川河口に向かうが、十勝国道(38号線)ではなく“裏道”を伝って、太平洋戦争時に作られたトーチカが残るトイトッキ浜へ。ここから太平洋沿い南下する。標高100m未満のアップダウンが連続する。長節湖、キモントウ沼、生花苗沼(おいかまないぬま)と、湖沼と湿地伝いの道を進む。晩成社跡からは道道881号線を西に折れ、生花苗沼西岸に沿って続く裏道を行く。緑のトンネル道で、車はたまにしか通らない。鹿を目撃した人もいたほど静かな道。

昼食は、晩成温泉。海を眺めながら湯船に浸かれるヨード成分が含まれた温泉も楽しんだ。大森カントリーガーデンのカフェに立ち寄り、宿となる広尾町のホテル大宝へ。

サイクリング3日目(7月17日):広尾市街地から海岸線の黄金道路へ、フンベの滝で休憩後、少し戻って山側の道道1071号線を走る。唐松林の間に続く静かな道。音調津(おしらべつ)で再び海岸線の黄金道路に合流。黄金道路には全部で9つのトンネルがある。延長1km以上のトンネルが3つあり、えりも黄金トンネルは北海道で最長の延長4941m! トンネルと波打ち際の繰り返しながら庶野へ。ここから、天馬街道で太平洋に三角形に突き出た日勝半島を横断。追分峠を越えて西海岸へ。

庶野から海岸沿いに襟裳岬を目指せるが、ここは風の名所。風向きを考えて東海岸から岬を目指したが、それでも、向かい風が吹いた。そこからは緑の草原の中を行く上り下りの繰り返し。最後には道の両側に海を望める。フィニッシュは、太平洋に突き出す襟裳岬。事故もなく、サイクリングは無事終了した。

最終更新:8/4(木) 7:29

CYCLE SPORTS.jp

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