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「不公平さにリベンジした」 リオ五輪断念の久保がCL予選シャフタール戦2得点でスイスメディア絶賛

Football ZONE web 8/4(木) 12:00配信

悔しさバネにCLプレーオフ進出に貢献

 チーム事情からリオデジャネイロ五輪日本代表参加が見送られたヤングボーイズFW久保裕也が悔しさを払拭するかのような大活躍を見せた。3日(現地時間4日)に行なわれたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)予選3回戦シャフタール・ドネツクとの第2戦で先制弾を含む2ゴールを挙げてチームの勝利とCLプレーオフ進出に貢献。地元メディア「20minute」は「不公平さにリベンジした」と絶賛している。

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 ヤングボーイズのチームメートであるFWアレクサンデル・ゲルントの左足負傷によって前線の層が薄くなったこともあり、クラブ側は大会直前になって久保の代表招集を拒否。手倉森誠監督率いるチームへの合流の可能性を最後まで探ったが、クラブ側の強硬姿勢で日本サッカー協会も招集を断念。代わりにバックアップメンバーの鈴木武蔵(新潟)が追加招集された。

 試合は0-0で迎えた後半9分、左サイドをえぐった味方のクロスにゴール前へと飛び込み、先制点を奪い取った。その6分後には再び左サイドからのクロスから味方の落としに反応して右足ダイレクトシュートをゴール左に突き刺した。

 久保の2発によって2戦合計スコアを2-2としたヤングボーイズはPK戦に持ち込み、久保も2番手としてPKを成功させて強豪シャフタールを撃破する立役者となった。

 三面六臂の活躍ぶりに、地元メディアも絶賛の声を挙げた。「20minute」は「クボ:リオの代わりに2得点を突き刺す」との見出しつきで以下のように振り返っている。

「ゲルントが怪我をしていなければ…」

「クボは相手DFにペナルティエリアで明らかにファールを受ける場面もあったが、日本人ストライカーは自らの形で2得点を挙げて、その不公平さにリベンジした。ゲルントが初戦で負傷していなかったら、クボは今リオ五輪の日本代表メンバーとなっていただろう」

 このように評価されている。FWアレクサンドル・ゲルントの故障で久保はチーム残留を余儀なくされ、五輪を断念した。苦渋の決断の果てに、ヤングボーイズはCLプレーオフ出場権を手にした。相手はCLで決勝トーナメント進出を果たしたこともあるウクライナの強豪ということもあり「シャフタールに対して最前線でクボは立ち向かった」とも高く評価されている。

 念願の五輪の舞台には立てない悔しさを味わった久保だが、東欧屈指の強敵を打ち倒す2ゴールによって、その名を欧州に轟かせた。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/4(木) 12:00

Football ZONE web

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