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不発続きのミラン本田に定位置奪回のチャンスは? 伊メディアがチェルシー戦先発のスソに酷評

Football ZONE web 8/4(木) 19:10配信

直接FKのボナベントゥーラらは高評価の3人に、本田も見せ場ゼロ

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、4日(現地時間3日)に米ミネソタ州ミネアポリスで開催されたインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のチェルシー戦で、1-3の完敗を喫した。チームにとって同大会最終戦についてイタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」は、高評価の3人と低評価の3人に分けて特集している。

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 本田と「右ウイング」のポジションを争う元U-21スペイン代表MFスソは低評価を受けており、後半途中出場だったチェルシー戦を含めてプレシーズン3試合連続でノーインパクトの本田にもアピールのチャンスを今後訪れるかもしれない。

 「良かったのはボナベントゥーラ、パレッタ、カラブリアで、スソは存在しなかった」という見出しにあるように、MFジャコモ・ボナベントゥーラ、DFガブリエル・パレッタ、DFダビデ・カラブリアの3人が高評価となった。インサイドハーフでスタメン出場のボナベントゥーラは0-1で迎えた前半38分に、鮮やかに直接フリーキックを決めている。

「インサイドハーフで出場したが、インスピレーションのあるプレーでミランの中盤をリードしていた。美しいフリーキックは、(相手GKの)クルトワにはノーチャンスだった」

 記事では、このようにボナベントゥーラを称賛している。昨季も一時期試されたポジションだが思うようにプレーできず、最終的には左サイドハーフもしくは左ウイングとしてプレーしていた。しかし、このゲームでは3人の中盤の一角として好プレーを見せたと称賛されている。

 また、センターバックのパレッタは「ほぼミスのないパーフェクトなプレー」と絶賛され、カラブリアは「守備面では穴をあけず、攻撃にもよくトライした。ボナベントゥーラのゴールは、彼が得たフリーキックからだ」と賛辞を浴びている。

スソは右ウイング先発も「監督の期待に応えたと言えなかった」

 一方で、最も酷評されたのが右ウイングでスタメン出場したスソだった。イタリアメディアでは本田のスタメン予想が支配的だっただけに、「本田ではなく彼がスタメンだったのは驚きだった」とされた。しかし、プレー面では「モンテッラ監督の起用に応えたとは言えないプレーだった。ボールにほとんど触ることなく、プレーにもほとんど関わっていない」と、存在感の不足を厳しく指摘されている。

 また、試合途中から不慣れな右サイドバックに入り、ハンドで決勝のPKを献上したMFアンドレア・ポーリは「チームに対する犠牲的精神としてモンテッラ監督の最終ライン起用を受け入れたが、良い影響は与えなかった」と、コンバート失敗と分析された。また、DFアレッシオ・ロマニョーリは「先制点の場面でトラオレに前に入られ、後方からのビルドアップを要求するモンテッラ監督の戦術に困難な面を見せている」と、攻撃の組み立てに関わるプレーのクオリティーの低さを酷評された。

 大会初戦のバイエルン・ミュンヘン戦で3-3の同点からPK戦で勝利したミランだが、第2戦ではリバプールに手も足も出ない0-2の完敗。そして、このチェルシー戦ではまたも2点差の1-3で敗戦と、苦しいゲームが続いた。リーグ開幕はプレミア勢が1週間早いとはいえ、ミランの開幕戦までの時間も3週間を切っている。昨季にクラブが解任したシニシャ・ミハイロビッチ監督をベンチに迎えたトリノを迎え撃つ開幕戦で、ミランはプレシーズンの不安を払しょくするゲームを見せられるのか。また、スソの不振により、チェルシー戦で投入後に2失点し、3試合連続でインパクトを残すことができていない本田に定位置獲得のアピールのチャンスは与えられるのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/4(木) 19:10

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