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ブロックチェーン決済のCoinify、シリーズAで4億円超を調達

Forbes JAPAN 8/4(木) 16:30配信

デンマークのブロックチェーン決済会社、コイニファイ(Coinify)はこのほど、シリーズAラウンドで400万ドル(約4億510万円)を調達したことを明らかにした。出資したのは、スウェーデンの大手銀行、スカンジナビア・エンスキルダ銀行(SEB)傘下のベンチャーキャピタル「SEBベンチャーキャピタル」と、「SEEDキャピタル・デンマーク」。





コイニファイの資金調達は、銀行業界とブロックチェーンに関与する各社に向けて発せられた力強いメッセージだといえる。そしてまた、破壊的技術の促進に向けての効果的な刺激策となる可能性もある。



コペンハーゲンを拠点に2014年に創業したコイニファイは、各国でブロックチェーン決済処理サービスを提供。インターネット通販業者や実店舗の経営者、個人を対象は同社のサービスを通じて、簡単に仮想通貨をフィアット(法定通貨)に換金することなどができる。


SEBベンチャーキャピタルのデービッド・ゾネク社長は今回の投資について、「コイニファイはブロックチェーン上での支払いのための独自のプラットフォームを開発した。われわれのフィンテック分野のポートフォリオに加える投資先として最適だ」と述べている。コイニファイは現在、ビットコインやイーサー、リップルをはじめ15のブロックチェーン通貨を受け入れている。



SEEDキャピタル・デンマークのゼネラル・パートナー、ラース・アンダーセンは、「仮想通貨とブロックチェーン技術には、今後数十年にわたり金融サービス業界に破壊的イノベーションを起こしていく潜在的な力があると考えている」「コイニファイは市場において確固とした基盤を築いており、今回のわれわれの出資により、同社は今後の変革において、主要な役割を果たし得る好位置につけたといえる」などと語った。



一方、コイニファイの共同創業者、マーク・ホイガードCEOによると、同社は調達した資金により、欧州における現在の主導的な立場を維持すると共に、アジア地域でブロックチェーン決済をはじめとした業務の拡大を目指す計画だ。



同CEOはまた、「ブロックチェーン決済会社である当社は、新たに登場したブロックチェーンと伝統的な金融業界の橋渡し役を担うという理念を掲げている。当社に出資をしてくれた投資家らは、1856年に設立された伝統ある銀行でありながら、非常に先見の明もあるSEBの関連組織などだ。これは、銀行業界とブロックチェーンに携わる各社の双方に送られた力強いメッセージだといえる」との見解を示している。



コイニファイは、国際会計事務所大手KPMGと豪ベンチャーキャピタル「H2ベンチャー」が選ぶ、テクノロジーで金融サービスの変革を目指す企業「フィンテック100」にも名前が挙げられている。その同社は今回の資金調達により、「競争力ある新たなブロックチェーン通貨の活用」に向けた準備を整えたといえるだろう。

Roger Aitken

最終更新:8/4(木) 16:30

Forbes JAPAN

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