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エイミー・ワインハウス基金、女性専用の中毒患者のためのホームを開設

ローリングストーン日本版 8/4(木) 11:00配信

「再出発は難しいもの・・・私たちはエイミーズ・プレイスで、若い女性たちにそれを実現するためのツールを提供していこうと思います」と遺族は語る。

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エイミー・ワインハウスの没後5周年に、エイミー・ワインハウス基金はロンドンで薬物およびアルコール中毒の女性を支援するホームの開設を発表した。

ガーディアン誌によると、このホーム「エイミーズ・プレイス」には、中毒と戦い社会復帰を目指す女性16人に対し、シェルターとサービスを提供できる12のアパートメントが備えられる。エイミー・ワインハウス基金は、ロンドンにある同様のリハビリテーション施設の不足状況を知り、このホームの開設を決定した。

「女性専用のリハビリ施設は6施設ほどありますが、それでもなお、ベッドのある女性専用の療養施設は深刻なほど不足しています」と、エイミー・ワインハウス基金の特別事業責任者であるドミニク・ラフィ氏は語る。「ロンドンには、女性専用の療養施設は他に1つしかなく、ベッドは4つしかありませんし、入院するには6ヶ月待ちとされています」。

エイミー・ワインハウスは、2011年の死の前の数年間、ドラッグ中毒とアルコール中毒を公にして長い間戦ってきた。

研究によれば、リハビリ後の適切な支援が受けられない場合、女性のほうが中毒を再発しやすいという。エイミーズ・プレイスは、他の女性専用療養施設の指導に従い、3ヶ月計画で、ヨガ、再発防止グループワーク、ワークショップによる潜在スキル開発や就職訓練などを用意するという。

エイミーの継母であり、ワインハウス基金の理事でもあるジェーン・ワインハウスは次のように語る。「このプロジェクトは、多くの若い女性が人生を再出発するための安全な環境が得られ、治療の過程を通じて身につけたあらゆることを実践できるようにすることで、彼女たちに非常に大きな変化をもたらすものになるでしょう。再出発は難しいもので、挑戦に満ちていますが、エイミーズ・プレイスで私たちは、若い女性たちにそれを現実可能にするためのツールや支援を提供していこうと思います」。

Translation by Kise Imai

DANIEL KREPS

最終更新:8/4(木) 11:10

ローリングストーン日本版

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