ここから本文です

文武両道の秘訣は…スポーツと学業両立させた名ラガーマン、進路選択の裏側

THE ANSWER 8/6(土) 12:08配信

スポーツと学業両立させた元ラグビー日本代表主将の決断

 目標を持つと、人は頑張れる。

 ラグビーワールドカップ2015で旋風を巻き起こしたエディー・ジャパンの廣瀬俊朗は高校受験でその「成功体験」を得ることができた。

【写真】リオ五輪での活躍に期待、各種目の日本人イケメンアスリート

 廣瀬が進学したのは、大阪有数の公立進学校として知られる北野高校。しかし中学に入った当初はラグビーに熱を入れる一方で勉強に頑張るタイプではなかったという。

「中1のときは正直、あまり勉強ができなかったですね。北野高はおじいちゃんの出身校で、周りの友達が北野高への進学を目指していたんです。それを見ていて『かっこいいな』と思えてきて、僕も北野高に行きたい、北野高でラグビーをしたいと目標を立てました」

 一度決めると、あとは目標に向かって突き進むのみ。

 朝6時に起きて勉強、通学の電車で勉強、授業で集中、部活が終わってまた勉強……。ラグビーの練習がない休日には1日10時間も勉強したという。

「中3の途中まで(北野高に)行けるかどうかの確率は半分ぐらいでした。でも最後は100%大丈夫ってところまで持っていくことができた。自分が決めたことなんで、貫くことができたのかなって思います」

ビジネスマンか、ラグビーを続けるか―

 誰かに言われた目標ではなく、自分で考えて自分で決めた目標。だからこそ廣瀬少年は「あまりできなかった」勉強を、ガムシャラに頑張ることができた。

 言うまでもなく、北野高校に入ることがゴールではない。その先にある自分の可能性に向かうための通過点でしかない。廣瀬はその後、慶応義塾大学に進学し、トップリーグの名門である東芝ブレイブルーパスに入団する。実は、大学卒業後の進路として、ラグビーを離れてビジネスマンになる選択肢を勧められたこともある。

「ラグビーで日本一になったことがなかったので、とにかく社会人になって日本一になりたかった。進路を考えた際、ラグビーは今しかやれないと思いました。ビジネスや勉強は後からでも遅くはないんじゃないか、と。だから『4年間だけラグビーをやります』って入団したんです。

 ラグビーのスタイルで言えば、慶応と東芝では全然違っていました。それでも大学時代に何度か東芝で出稽古をやらせてもらっていて、ここに入ればまた違う自分に出会えるんじゃないかって思いましたね」

 ここでも自分で考えて、進路を決断している。

1/2ページ

最終更新:8/6(土) 12:25

THE ANSWER

Yahoo!ニュースからのお知らせ