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ネット世論、自民都連の次は高野連を襲撃 --- 新田 哲史

アゴラ 8/6(土) 7:10配信

どうも新田です。オリンピックイヤーの甲子園ほど“つまもの”感漂うスポーツイベントはないと思いますが、高野連が、女子マネの練習参加制止問題という“らしさ”を発揮してくれたおかげで、多少は大会へのアテンションにつながるんでしょうか。

批判を受けてさすがにヤバイと思ったのか、高野連もここにきてどうするのか検討している模様です。社会的批判を受けて、後手に回るのはもはや風物詩みたいなものですが、興味深かったのは、高野連ステークホルダーである朝日、毎日両紙の報道に時代の流れを感じさせる記述があったことです。たとえば、こちら。

“(毎日新聞)甲子園女子マネ なぜ女子ダメなのか…ネットでも批判続々(http://mainichi.jp/koshien/articles/20160805/k00/00m/050/068000c)
7日開幕の第98回全国高校野球選手権大会の甲子園練習に女子マネジャーの参加が認められなかったことが波紋を呼んでいる。インターネット上を中心に批判的な意見が相次いでおり、日本高校野球連盟の竹中雅彦事務局長は4日、男子のみに限っている規定の是非について検討する考えを示した。”
太字の部分から「ネット世論」を意識していることが分かるわけですが、朝日に至っては同じ「議論が巻き起こっている」系のレポート記事でありながら、ネットでの批判についての記述部分を項目の一つに立てております。

“(朝日新聞)女子の練習参加めぐり議論 甲子園練習、女子マネジャー手伝い制止 高校野球(http://www.asahi.com/articles/DA3S12494978.html)
■ネット上、批判の声
インターネット上では批判的な意見が飛び交った。

ツイッターでは、元陸上選手で世界選手権男子400メートル障害の銅メダリスト為末大さんが「世の中と最もずれている競技になりつつある」と反応。マジシャンのふじいあきらさんは「これってなにがいけないの? 危険って性別関係無いじゃん。即刻見直すべき」。脳科学者の茂木健一郎さんは「高校野球自体はすばらしいスポーツの祭典」としながら「謎の様式美、禁則が多すぎますね」とつぶやいた。

フェイスブックでも「男女区別なく怪我(けが)をする時もある」「ヘルメットをかぶれば、当たり前に認めるべきだ」「男尊女卑思考をいつまで引きずるのか」など性別がもとになっていることに疑問視する声が目立った。「男尊女卑のつもりでやったわけではないと思う。ただ、結局、女子の危険回避能力がないだろうという考えに基づいている。自己責任でいいのでは」などの声もあった。”

なんだか、ここの部分だけを見ていると、Jキャストの記事みたいな感じですが(笑)、高野連、そして大会の共同主催者である朝日、後援企業である毎日も高校野球の記事において、かなりネット世論を意識するようになったというのが印象的です。

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最終更新:8/6(土) 7:10

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