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【法律相談】半年前に夫がベンチャー企業に転職 私の予想通り失業し、生活費をくれなくなりました…

Suits-woman.jp 8/6(土) 17:01配信

弁護士・柳原桑子先生が堅実女子のお悩みに答えてくれる本連載。今回の相談者は、現在就職活動中の沙織さん(39歳)です。

「結婚して1年半になりますが、この半年間、夫が生活費をくれなくなりました。夫は私の5歳年上の44歳ですが、お互いに初婚で子供はいません。夫と結婚するまでは、私はアパレルメーカーで販売の仕事をしていたのですが、年齢的に立ち仕事がきつくなり、仕事を辞めたいと思っていた頃に、夫と知り合いました。結婚した当時、夫は大手広告代理店の子会社の社員で、年収が1000万円を超えていて、月の生活費として20万円くれるというところも魅力でした。

私はホントは結婚したくなかったのですが、あまりにプロポーズしてくるので”もう働きたくないから専業主婦になりたいし、子供も産みたくない”と言ったら、それでもいいと言うから結婚してあげたんですよ。

でも、半年前にあるベンチャー企業に転職すると言い出し、”絶対に転職はダメ”と猛反対したのですが、”どうしても転職する。今までと変わらない生活を保障する”と言うからOKしたんです。でも、その後、私の予想通り夫は失業し、生活費をくれなくなりました。
夫は夫で何とかしているみたいですが、私の生活費は貯金を切り崩して生活している状態です。貯金はあと100万円しかなくて、どうしていいかわからない状態です。ネットで見ると、生活費をくれない夫は多数いるようですが、ネットに書き込みがあるのは、子供がいる夫婦ばかり。私のように子供がいない夫婦でも、夫は妻に生活費を払う義務がありますよね?
ムリヤリにでも払わせるにはどうしたらいいですか?」

気になる弁護士、柳原桑子先生の回答は……!?

夫婦は、相互に協力し扶助する義務があります。

相互に義務を負うから、一方的に夫が妻に生活費を支払う義務があるというわけではありません。
あなたの夫の失業した事情や、再就職への努力、そして'就職できるという見込みはどうなのでしょうか。
例えば、あなたの夫の失業の原因が、やむを得ないリストラ、病気などが原因であれば、妻が生活費を稼ぐ努力をする必要があります。
しかし夫が働くことが十分可能なのに、怠慢が原因で失業したのであれば、夫に問題があると考えられます。
ただ、あなたの言うように、同居していながら、お金を有していない者(夫)から無理矢理に払わせるというのは難しく、家庭生活の維持のために、まずは夫婦で話し合い、解決出来なければ、個々の事情によるため、弁護士に相談してみるのはいかがでしょうか。



(教えてくれた人/柳原桑子さん)
第二東京弁護士会所属 柳原法律事務所代表。弁護士。東京都生まれ、明治大学法学部卒業。「思い切って相談してよかった」とトラブルに悩む人の多くから信頼を得ている。離婚問題、相続問題などを手がける。『スッキリ解決 後悔しない 離婚手続がよくわかる本』(池田書店)など著書多数。

最終更新:8/6(土) 17:01

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