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旅行をさらに快適にする? 4つの「ハイテク」スーツケース

Forbes JAPAN 8/6(土) 9:00配信

スーツケースに新しい波が来ている。より機動性が高く、より賢く、より頑丈に––。電子タグ内臓のものから乗り物として使えるものまで、新しい機能を備えたものが次々と登場している。



あなたの旅行を(良くも悪くも)変える可能性のある、4つのスーツケースを紹介しよう。

1. 潔白を証明

下着を見られても気にしない人には、クランプラー(Crumpler)の透明スーツケース「ビザビ・トランク(Vis a Vis trunk)」がおすすめだ。これなら米運輸保安局(TSA)に、申告すべきものは何も持っていないことを示すことができる。

クランプラーのウェブサイトによれば、独自開発のポリカーボネートでできている透明スーツケースは「あなた自身を表現する刺激的なチャンス」。自分のパッキング技術を披露するのにも、これ以上いい方法はないのでは?(560ドル=約5.7万円)

2. 電子タグ

数年前、慌ただしい乗り継ぎのためにフランクフルト空港を走った経験がある。あの時に持っていればと思ったのが、リモワ(Rimowa)の電子タグ内蔵スーツケースだ。

ドイツの3つの空港で使うことができる機能で、旅行者はスマートフォンのアプリを使って事前に搭乗手続きや荷物の預け入れ手続きを行うことができる。あとは専用カウンターにスーツケースをドロップオフするだけでいいから、時間の節約になる。預け入れ荷物の情報はBluetoothでスーツケースの電子タグに送られる。

だが電子タグに情報を設定できるのは持ち主だけのため、フライトが変更になった場合、航空会社スタッフは従来のステッカータイプのタグを使わなければならない。(価格はサイズによって異なる)

3. 乗れるスーツケース

ゴーカート好きの人は、モドバッグ(Modobag)を使えば空港をトラックにして走り回ることができる。これは乗ることができるスーツケースで、屋内では最大時速およそ8キロ(屋外では約12.8キロ)で走行が可能。

各種デバイスの充電も可能で、現在クラウドファンディングの資金調達キャンペーン中だ。 将来的にはダッシュボードに携帯電話を取り付けることができるようにする予定。(インディーゴーゴーで995ドル=約10.2万円)
--{一次的な流行で終わる?}--
4. ハンズフリー

どんなに軽い荷物でも持ち歩くのは面倒だという人には、両手が自由になるスーツケースとして2つの選択肢がある。1つ目の選択肢はコワロボット(Cowarobot)で、持ち主が手を添えなくても自動的について来る。

持ち主との距離が離れすぎるとアラームが鳴るようになっており、最大速度は時速およそ7.2キロだ(インディーゴーゴーで429ドル=約4.4万円、メーカー希望小売価格699ドル=約7.1万円)。

もっと安くて面白いものをお望みならばマイヒッチ(My Hitch)がおすすめ。スーツケースをベルトに引っ掛けることができるデバイスだ。「ベルトのない服の場合には、きついジーンズやぴったりしたスカートで使える」とウェブサイトに説明がある(旅行をするのに快適な服装には思えないが)。この「便利アイテム」を使うと外見的な威厳が損なわれるという可能性がある。(価格は17.95ドル=約1,837円)

以上のようなスーツケースが旅行業界を変えることになるのか、それとも一時の流行で終わるのかはまだ分からない。「いま市場に出ているものは、スマートなスーツケースというよりは小技の効いた小道具。こうしたテクノロジーは、まだ消費者に安全な方法で価値をもたらすレベルには達していないと思う」とサムソナイトのラメッシュ・タインワラCEOは言う。

私は当面、これまで何十もの国を一緒に旅してきた必要最低限の、軽量のキャリーケースを使い続けることにする。

Leslie Wu

最終更新:8/6(土) 9:00

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