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2試合零封のサクラセブンズ。 「歴史的1トライ」で足跡を残せるか

webスポルティーバ 8/7(日) 18:52配信

 世界の壁の厚さ、厳しさを、まざまざと見せつけられた――。

 8月6日、リオデジャネイロ五輪から正式種目となった7人制ラグビー(セブンズ)は女子から始まり、「サクラセブンズ」こと女子7人制日本代表が予選プール2試合を戦った。

【写真】山口真理恵(左)と鈴木彩香(右)。女子ラグビーを 引っ張ってきた2人

 日本はプールBに入り、カナダ、イギリス、ブラジルと同組になった。初日、昨年のワールドシリーズ(F1のように各国を転戦する国際大会)で総合3位だったカナダに0-45、同じく総合4位だったイングランドを中心とするイギリスには0-40で大敗し、2日目のブラジル戦に大勝しないかぎり、日本の決勝トーナメント進出はかなり厳しくなった。

 初戦のカナダ戦後、2012年からチームを強化してきた浅見敬子ヘッドコーチ(HC)は頭をかしげた。「練習場でのアップはよかったのですが、ピッチに入ると身体が硬くなってしまった」。前日、HCからジャージが渡されたときに、感極まって泣いている選手もいたという。

「何度もケガした選手もいたし、4年、5年の想いが重くなったのかな。そうならないように、なんとかやりたかったのですが……」と浅見HCが言えば、中村知春キャプテンは、「(緊張で硬くなってしまう)いつもの私たちになってしまった」と唇をかんだ。日本は2人目、3人目の反応が鈍く、ディフェンスでは前に出るスピードもなかった。そのため、速く、強い相手に1人目のタックルがなかなか決まらなかった。

 また、初戦で0-45の一方的なスコアになってしまったのは、フィジカルに強いメダル候補のカナダが、しっかりと日本を分析してきたことも要因となった。

 タックル後のボール争奪戦である接点をなるべく作らずに素早くアタックしてくる日本を警戒し、カナダは接点にしっかりとプレッシャーをかけてきたため、日本は反則やミスでほとんどボールを継続することができなかった。日本らしいアタックはできず、チャンスもほとんどなかった。「接点に人をかけてくるのがわかっていたのに、対応し切れなかった」と、中村キャプテンは肩を落とした。

 2戦目のイギリス戦に勝利すれば、12チーム中8チームが出ることのできる決勝トーナメントに大きく近づく可能性もあった。浅見HCは流れを変えようと、エース格の山口真理恵に替え、「(初戦で)いい反応をしていた」大学3年の小出深冬を先発に起用した。

 カナダ戦と同様、開始早々に日本はイギリスにトライを許してしまう。だが、その後は2人目、3人目の寄りを徹底したことで日本らしい攻めが見え始め、ゴール前に迫る機会も増えた。だが、やはりフィジカルの強いイギリスに対して1人目のボールキャリアがミスを犯し、相手にカウンターを許してトライを与えてしまう、という悪い流れを断ち切れなかった。

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最終更新:8/7(日) 18:52

webスポルティーバ

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