ここから本文です

バレー五輪代表・荒木絵里香支える母「子育ては私に任せて」

NEWS ポストセブン 8/8(月) 7:00配信

 ロンドン五輪で28年ぶりの銅メダルを獲得し、リオデジャネイロ五輪では2大会連続となるメダル獲得を目指す女子バレーボール日本代表。主将の木村沙織選手や、21才のセッター宮下遥選手など、充実した戦力が揃う中、実に40年ぶりとなる金メダル獲得に向け、チームを支えるキーパーソンがいる。ミドルブロッカー、今年32才の荒木絵里香選手がその人。2才の娘を持つ母親でもある彼女を、無償の愛で支える女性がいる──。

 出産から、あっという間の復活だった。荒木絵里香選手の母、和子さんは穏やかな笑みを浮かべて言った。

「まさか、こんなに早く絵里香がまた五輪に出るなんてね。考えもしませんでした」(和子さん・以下「」内同)

 国内トップリーグでプレーし、女子バレーボール日本代表に4年ぶりに復帰、リオ五輪に出場して世界一を目指す。まさに第一線でプレーしながら、幼い娘の子育てをする、無謀にも思える絵里香さんの挑戦を支えるのが母の和子さんだ。

 元ラグビー選手で、大学や社会人リーグでもプレーした夫の博和さんと1983年に結婚し、中学の体育教師だった和子さんは退職した。以後、専業主婦として家族をサポート。「絵里香にはいろいろなことをやって、いちばん合うものを選ばせたい」と、幼い頃は水泳や陸上、バレーボールなどさまざまなスポーツをさせた。

「同級生の中でも群を抜いて大きかったですから、大きいというだけでいじめの対象にもなるし、心ない言葉を言われたこともあります。でも、何かで自信をつけられるようになれば、どんなことを言われても強くなっていくのではないか、と思ったんです」

 小学5年生から地域のクラブでバレーボールを始めたが、技術はさほど高かったわけではない。それでも小学6年生で180cmを超える身長と将来性を見込まれ、中学に入ると年代ごとの日本代表候補に選出されるなど、バレーボール選手として華やかなキャリアを歩み出した。

 高校進学を前に、地元・岡山県内の強豪を選ぶか、県外の学校へ進むか、選択を迫られる中、博和さんの東京転勤が決まった。

1/4ページ

最終更新:8/8(月) 7:00

NEWS ポストセブン

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。