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2020年東京五輪野球復帰も、2024年は外される? 米メディア「IOCはサッカー同様国際的なスポーツであると認めるべき」

ベースボールチャンネル 8/8(月) 6:50配信

2024年大会開催地いかんで、野球競技が再び外れる可能性も

 オリンピックの追加種目に野球が復帰する話題は、ニューヨーク・ヤンキースがプレーオフ進出を諦めた以外の、野球界にまつわる最高のニュースだったと、現在リオデジャネイロでオリンピック取材を続ける『ESPN』のジム・ケープル記者が言及した。

 2020年オリンピックでは、理想的ではないたった6カ国のみの参加となるが、開催地が日本であることが救いであるとケープル記者が言及している。

 日本は野球に対して情熱的であり、IOCがリオデジャネイロでの追加競技としてゴルフを選んだ決断の時よりは、理想的な場所での追加競技であると述べている。ブラジルではゴルフの競技人口は少なく、高額で新たなゴルフコースを建設する必要があり、更なる金銭面の負担となっていった。

 野球は2020年オリンピックに復帰することになったが、2024年にも続いていくかは分からない。その決定権は開催国にも大きく委ねられる。もし2024年オリンピックの開催地がロサンゼルスに決定すれば、野球が競技として残る可能性は高くなる。だが他の候補地であるパリ、ローマ、ブダペストに決定すればその可能性が低くなる。

 その理由のひとつが、野球が盛んでない地域では新しい野球・ソフトボール専用スタジアムを作るには多額なコストが掛かる。2008年北京オリンピックのあとに二つの競技を外した大きな理由の一つでもあった。ケープル記者が数年前に訪れたバルセロナでは、1992年オリンピックの野球の試合で使用されたスタジアムは今も利用されていたが、多くの開催地ではオリンピックのために作ったスタジアムを継続して利用していないケースが多い。

 もう一つの理由としては、IOCはバスケットボールなどの他競技と同様に最高の選手で競わせたいと願っている。だが夏季オリンピックにシーズン真っ最中のメジャーリーガーが出場することはシーズンオフの期間であるNBAとは違い、非常に困難である。NHLはシーズンを中断して、オリンピックに協力しているがオーナーたちからは不評。日本のプロ野球も2008年北京五輪のためにシーズンを中断したが、MLBでは絡んでいる金銭が大きいために同じことを求めるべきでないと、ケープル記者は否定的だ。そのため多くの国が最高の選手たちをオリンピックに派遣することが難しくなる。

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最終更新:8/8(月) 6:50

ベースボールチャンネル