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「社会に影響を与える創造性」はコミュニティから生まれる

ライフハッカー[日本版] 8/8(月) 22:10配信

画家のファン・ゴッホは、今でこそ史上最高の芸術家の1人として、その影響力や創造力がひろく評価されていますが、この世を去ったときは、孤独にさいなまれ一文無しでした。なぜそんなことになったのでしょう? それは100年以上前の当時、彼が描く絵画は、世の中とうまく折り合いをつけられない世捨て人による、妄想的で奇妙な作品だと見られていたからです。ゴッホの作品が傑作だと認められたのは、彼の死後かなりの時間が経ち、ほかの芸術家や評論家が新たな美的基準を定義してからのことでした。

「創造性」というと、私たちはとかく個々人に備わった、独力で発揮できる才覚のように捉えがちです。しかし実際には、創造性が発揮されるには、同じような考えを持つコミュニティーの存在が不可欠です。新しいアイデアは「これは新しい。画期的だ。今までのものよりずっと良い」と評価してくれる周囲の人たちがいてこそ、初めて成り立つのです。

真の創造性とは、革新的で、既存の価値観を破壊するものです。これまで染みついた考え方に疑問を突きつけ、変えていくのが創造性なのです。しかしそうした境地にたどり着くには、周囲からのフィードバック、時には厳しい声も必要です。

どんなプロジェクトでも、その初期には、乳飲み子を守っているような気分になることがあります。胸に温めているこの素晴らしいアイデアを、スキあらば首を突っ込み、ケチをつけてつぶしてしまおうとする世間から守らなくては、と使命感に駆られるわけです。初期の段階で周囲からのフィードバックがあまりに多いと、本人の中にも疑問が生まれ、自信喪失で身動きが取れなくなります。最悪のケースでは、パニックを起こし、世界を変えるほどの意味を持つと思っていたアイデアが取るに足らないものに思えてくるかもしれません。

では、アイデアを他人に明かすのに最適のタイミングはいつなのでしょう?

広く一般の人に自分の作品を提示し、確かに新しいアイデアなのか、それとも自分の考えをキャンバスにぶちまけただけの代物なのかを判断してもらうなら、どのタイミングが良いのでしょうか?

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最終更新:8/8(月) 22:10

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