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闘莉王がコロンビア戦の奮闘称えるも手倉森采配に疑問 「なぜ勝ちにいかなかったのか」

Football ZONE web 8/8(月) 22:11配信

2点ビハインドを追いつく「立派な試合だった」が、選手交代に納得できず

 元日本代表DF田中マルクス闘莉王は、7日(日本時間8日)のリオデジャネイロ五輪グループリーグ第2戦のコロンビア戦で、2点ビハインドから追いつくドロー劇を演じた手倉森ジャパンの奮闘を高く評価する一方で、手倉森誠監督の選手交代のわずかな遅れが勝ち点2を失う結果になったと疑問を呈している。

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 昨季限りで名古屋グランパスと契約満了となった闘莉王はブラジル1部クラブからオファーを受けたが、条件面で折り合わず、現在は祖国ブラジルで自主トレを続けている。リオ五輪期間限定で「Football Zone Web」の特別解説を務めることになった闘将は、コロンビア戦での手倉森ジャパンの戦いぶりについて次のように語った。

「立派な試合だった。心の底から応援したいという気持ちにさせてくれる戦いぶりだった。ナイジェリア戦では相手が試合開始7時間前にやってくるというありえない状況で、自分たちのミスで自滅するような試合になってしまった。コロンビア戦では2点をリードされる展開から2点を取り返した。自分は最初、監督にメンバーを変えてほしくなかった。特にキーパーは変えてほしくなかったけれど、4人も入れ替えてきた。ずっと予選からやってきた信頼しているメンバーを変えることは、あまり好きじゃない。彼らは挽回の機会を求めている。

 でも、自分は間違っていた。試合を見ていても、代わりに入った選手がスムーズにできていた。そこに関しては、自分は反省しなければいけない。4-4-2に戻したことで、中盤のプレッシングが効くようになった。GKの中村、ボランチの井手口は非常に当たっていたと思う」

 鹿島GK櫛引の代わりに先発で起用された柏GK中村と、G大阪MF井手口のパフォーマンスをこう称えていた。そして定番の4-4-2システムに戻した手倉森監督の手腕も評価した一方、選手交代には疑問の声を上げている。

「選手交代の遅れが2失点につながった」

「最初の2失点は自分たちのミスからまたしても失ったものだったが、今回は手倉森監督の采配で疑問が残る場面があった。後半開始5分過ぎからチーム全体の足が急に止まった。日本ペースだったのにセカンドボールを拾えずに、相手に支配された。本来ならば代えなければいけないところで、選手を代えなかった。それは監督として悔いが残るところだと思う。後半に入って選手が急にバテ始めたが、それも仕方がない。中2日の試合で、しかも会場はマナウス。日本の梅雨以上に空気が重く感じるような厳しい環境だから、当然体力の消耗は激しくなる」

 後半14分、ワンチャンスを生かしたコロンビアに中央を崩され、FWグティエレスにゴールを許した。そして同20分には、DF藤春が衝撃的なオウンゴールを献上し、日本は立て続けに失点した。そこには選手交代の遅れが影響したと、闘莉王は指摘する。

「あれだけ前線からプレッシャーをかけていたから、足が止まるのも仕方がない。矢島、井手口は前半のような頑張りができなくなっていた。そういう試合では、交代のタイミングは早くするべき。せっかく前半を0-0で折り返したのだから、勝負の一手は早めるべきだった。交代がちょっと遅くなったから、2失点という結果になったと思う」

 こう指摘した闘莉王は、藤春の痛恨のオウンゴールについても触れた。

「初戦よりも改善点は多く見て取れた。クリアするところはクリアする。つなぐところはつなぐ。前の試合よりは、はっきりしていた。でも、甘さがあった。ちょっとした隙を与えると勝てない。2失点目の藤春のオウンゴールについて、トラップしようと考えるべきじゃなかった。クリアすべきだった。迷ったこと自体が間違い。こういう時こそ簡単に処理する。それがDFの大前提。残念だけれど、あの失点がなければ2-1で勝っていた。サッカーは結果が全てで、それ以外語ることはできない。あそこの場面では焦りが出てしまった。1試合目から修正仕切ってほしかった。オーバーエイジの選手なんだから、特にそう」

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最終更新:8/8(月) 22:25

Football ZONE web

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