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モウリーニョが明かした途中出場のマタをベンチに下げた理由 「彼が最も背が小さかったから」

Football ZONE web 8/8(月) 23:54配信

コミュニティー・シールドの終盤、交代時に不満を露わにしていた名手

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、2-1で勝利した7日(日本時間8日)のレスター・シティとのコミュニティー・シールドで後半18分に途中出場したスペイン代表MFフアン・マタを、後半アディショナルタイムに途中交代させた。マタは交代時に不機嫌さを露わにしたが、指揮官は「彼が一番背が小さかったから」と采配理由を明かした。英紙「ザ・サン」が報じている。

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 マタは1-1で迎えた後半18分に、先制点を決めたMFジェシー・リンガードに代わってピッチに登場。チームは同38分に、FWズラタン・イブラヒモビッチのゴールで勝ち越しに成功した。

 しかし、レスターも後半終了間際に猛攻に出る。DFルイス・エルナンデスがロングスローを連発し、GKカスパー・シュマイケルもゴール前に上げるパワープレーを仕掛けた。そこでモウリーニョ監督は最後の交代として途中出場していたマタを下げて、新加入のMFヘンリク・ムヒタリアンを投入した。途中出場で途中交代という屈辱を味わったマタの表情には、不満が滲み出ていた。

 これに対してモウリーニョ監督は、交代について明確な意図があったことを明かしている。

「彼(マタ)は私の采配を理解している。フェライニとイブラを下げることはできなかった。彼らは(ロングスローの名手)ロリー・デラップのようなスローインに対して重要な存在だった。我々は試合に勝ちたかったんだ。ルールでは6人の交代が認められていた。すでに5人の選手を交代していたが、試合の流れを切りたかった。ロングボールが多くなると予測したので、最も小さい選手を代える必要があった。彼が最も小さい選手だったんだ」

両者の間の溝は埋まったのか

 モウリーニョ監督は空中戦に強さを持つレスター対策として、身長170センチと小柄なマタの交代を決断したと説明した。

 チェルシー時代の2013-14シーズンにはモウリーニョ監督がマタを戦力外とし、14年1月にユナイテッドへ放出した過去がある。今回のモウ・ユナイテッド誕生時にも真っ先に戦力外になる可能性が高いとレポートされていた。それだけに今回の起用法には注目が集まったが、ポルトガル人指揮官はマタのパフォーマンスについて「彼はいいプレーをしたと思う。私が求めるものを確かに示してくれた。我々は勝ちたいと思っているし、みんなにハッピーでいてもらいたいんだ」とコメント。一定の評価を与えているようだ。

 モウリーニョ監督は構想外の選手については、1分もプレーさせないと発言していた。元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーにはリザーブチーム行きを言明するなど非情な決定を下した一方で、出場機会を得ているマタは少なくとも指揮官の構想に入っていることは間違いないようだ。2人の間に生じた溝は、すでに埋まっているのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/8(月) 23:54

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