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韓国メディアが送る浅野拓磨への賛辞「アジア離れした才能」「日韓戦でもやられた」【リオ五輪サッカー】

フットボールチャンネル 8/8(月) 15:18配信

リオ五輪サッカーにともに出場している日本と韓国。韓国は強豪ドイツと引き分ける一方、日本はコロンビアと引き分けてグループステージ突破が危機的となる正反対の結果となった。これを受けて韓国メディアはどのような反応だったのか。(文:キム・ドンヒョン【城南】)

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浅野に韓国メディアも称賛。「韓国も予選であの形でやられた覚えがある」

 日本にとっては惜しい結果だった。日本時間8日、マナウスのアマゾニア・アレナで行われたグループリーグ第2試合で日本はコロンビアに2ゴールを先に許しながらも底力を発揮し、2-2と引き分けた。

 前回の試合と同様、守備の乱れが目立った。藤春廣輝のオウンゴールは仕方ないとしても、1点目の失点は守備の甘い処理が生んだもったいないシーンだった。それでも攻撃陣の集中力こそ輝いた。中島翔哉、浅野拓磨の動きがコロンビアの守備に亀裂を入れたことは否めない。

 浅野のプレーに韓国のメディアも賛辞を寄せている。本日の試合を生中継した韓国最大スポーツチャンネル『SBSスポーツ』(韓国で最も人気のあるイングリッシュ・プレミアリーグを中継している)のアナウンサー、ペ・ソンジェや解説のチャン・ジヒョンは浅野の動きに「アジア離れした才能」、「(アーセン・)ヴェンゲル監督がいい有望株を買ったようだ」と褒めた。

 特にプレミアリーグに多識なチャン・ジヒョン解説は浅野の追撃ゴールに対して「韓国も予選であの形でやられた覚えがある。アーセナルでどれだけチャンスが巡ってくるかは分からないが、旺盛な運動量やラインを崩す動きだけは見もの」と高評価を与えた。

韓国にとって浅野にいい記憶はないが…高い評価を与える

 試合後、韓国メディアも浅野に注目した。韓国メジャーサッカー専門メディア『ベストイレブン』は「ベスト8進出は難しいかもしれないが、グループリーグ敗退は何とか免れたことは注目するポイントだ。(中略)浅野の追撃ゴールや中島が値千金の同点ゴールを決め、試合を原点に戻した。底力を発揮した日本は難敵コロンビアから勝ち点1を持ち帰ることができた」と称えた。

 また、『OSEN』、『インターフットボール』などスポーツメディアも「浅野のゴールで雰囲気が変わった」と伝えている。

 実は浅野の名前は韓国ファンにもよく知られている。この夏、アーセナルに電撃移籍したことも韓国サッカーファンの視線を集めたが、それより印象を残したのは今年1月、カタールで開かれたU-23アジア選手権にさかのぼる。

 五輪予選を兼ねたこの大会の決勝で日韓戦が開かれたのを覚えているファンも多くいるだろう。決勝で韓国は2-0とリードしながらも後半20分から3ゴールを日本に許し、2-3の逆転負けを喫した。浅野はこの試合で後半途中出場ながらも2ゴールを決め、勝利を導いた。韓国にとっては決していい記憶ではない。

 しかしながら、これだけ高評価されているのは浅野の才能の証明ともいえるだろう。スウェーデンとの試合でもこの好調ぶりを見せることができるのか。日本の運命は、彼の足にかかっている。

(文:キム・ドンヒョン【城南】)

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最終更新:8/8(月) 17:17

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