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日銀ETF買い入れ倍増でこの銘柄群に注目だ! 

会社四季報オンライン 8/8(月) 21:36配信

 注目された米国の雇用統計が予想を大幅に上回り、米国株式市場も堅調となった。雇用統計が好調で利上げが取りざたされる中、しっかりとドル高となったところを見ると、米国内だけではなく、世界的な景気鈍化懸念も薄れているということなのだろう。欧州でも銀行の問題などが言われているが、ユーロが暴落しているということでもなく、あくまでもドルが買われているという形だ。

 昨年8月の急落も、「チャイナショック」などと言われているが、実は中国の問題ではなく、米国の利上げの影響を懸念してリスク回避が進んだことで大きな下落となった。今回は素直に金利上昇、ドル高に反応したということは、株式市場にとっても良いことではないかと思う。

■ 日銀のETF(上場投資信託)買いの効果は? 

 また、日銀が金融政策決定会合でETF(上場投資信託)買いの規模をほぼ倍増することになった。改めてこの効果を考えると、株式市場での急落懸念は薄れていると思われる。ETFの買い付けが「株価対策」と思っている向きも多いようだが、国債の買い入れと同様に、金融機関等がETFを組成し、それを日銀が買い入れることで市場に資金を供給するということになるのである。

 ETF買い入れ規模は6兆円。先週4日に1日で707億円を買い入れていたことが確認されており、これが今後1日に買い入れる金額とみて良いだろう。1日に707億円を買い入れて6兆円を買うには80数回買う必要がある。これは2~3日に一度は日銀がETFを買い入れるという計算になる。

 従来のように「下がったら買う」のか、ETFの買い入れタイミングはまだはっきりとしない。しかし、ETFに組み入れられている銘柄については、ある程度大きなインパクトがあると考えてよさそうだ。そうなると今後注目されるものは、ETFに組み入れられている日経平均採用銘柄、時価総額の大きなものとなる可能性が高い。

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最終更新:8/10(水) 10:46

会社四季報オンライン