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乃木坂・生駒里奈「まだまだ伸びしろあります」

Smartザテレビジョン 8/9(火) 7:01配信

乃木坂46の生駒里奈が主演を務める映画「コープスパーティー Book of Shadows」が7月30日に公開された。

【写真を見る】生駒里奈は「冒頭のシーンは難しかった」と撮影秘話を語る

本作は同名のホラーアドベンチャーゲームを実写化した作品。前作「コープスパーティー」は'15年に初実写化され、世界観の忠実な再現度と生駒の映画初主演が話題となりスマッシュヒットを記録した。

前作から約1年。引き続き主演を務め、圧倒的な存在感で主人公・中嶋直美を演じる生駒を直撃。映画公開直後の心境や、アイドルとは違った表情の“演じる”ことについて話を聞いた。

――いよいよ公開となりました。現在の心境を聞かせてください。

まずは下半期になって7月が終わろうとしているこの時期を、映画公開という形で迎えることができてうれしいです。完成披露試写会などで何回か舞台あいさつに登壇しましたが、ファンの方から「怖くて嫌な気持ちになった」とか「見ていて耐えられなかったけど面白かった!」という感想をいただいて、「あ、本当に公開したんだな」と(笑)。

今朝(公開初日)も早い時間に集合だったんですけど、キャストの皆さんと一緒にわいわい話しながらこの日を迎えられて本当にうれしいですね。

――登壇された際のお客さんの反応は?

上映前は観客の皆さんも元気で、私の話に笑顔を見せてくれたりするんです。だけど上映後の登壇だと、私がフランクに話しても(残酷な描写が多いこともあって)「あー…」ってテンションが低くなっていたり(笑)。

うれしいことではあるんですけど、私が出ているから見てくれている人の中には(ホラーやスプラッタが)苦手な方もいらっしゃると思うんですよね。でも、ホラーが得意な方でもエグい映画だと思うので、そういう反応が見られるのは面白いです。

――生駒さんはホラー系は平気ですか?

漫画やアニメなどであれば、グロいものでも全然平気ですよ。だけど現実だと、例えば自分の指を紙で切ってしまった時ぐらいの血の量でも怖いです。特に自分の血だと本当に駄目。身近にいる人がけがをしていても駄目だし…映画だから平気っていうのはありますね。

――前作から約1年で再び主演ですが、撮影に臨む姿勢に違いは?

やっぱり違いますね。前作から一緒の共演者もいますし、そこは安心して撮影に入りました。自分自身も前作の後に舞台をやらせていただいたり、小さなものですが乃木坂46の中でもお芝居をする機会がありました。

だから、演技が苦手な部分は変わらないですけど、気持ちの部分では「前回の自分よりも成長していなきゃいけないな」と考えていましたね。

――共演者は同世代が多いですね。

そうなんです。すごく仲が良くて、乃木坂46もメンバーがたくさんいますけど、それとはまた違った仲の良さがある。だからすごく居心地が良くて、撮影が終わるときは悲しかったですね。みんなが一日ごとにどんどんクランクアップしていく中で、私の最後のシーンの前日に、のんちゃん(あゆみ役の前田希美)が「先に帰るね」って言った瞬間が本当に寂しくて…。

ただ、「みんな本当に死んじゃった」みたいな気持ちが「みんなが帰ってくるかもしれない」という現実の自分と、作品中の直美ちゃんの気持ちがリンクできたかなと思っています。そういう演技の部分でも発見があったので、「コープスパーティー」は本当にいいことしかないなって(笑)。

――前田さんに対してビンタするシーンがありましたね?

思いっきりやろうと思ったんですけど、いざ本番になると「こんなかわいい子を殴れない」って体が反応して。「ごめーん」という気持ちの方が強くて、体の方が制御しちゃいました。顔がすごく小さいので「この顔を殴ったら崩れちゃうんじゃないか」って、そこだけが心配でしたね。

監督からカットがかかった直後は、(顔の前で手を合わせながら)「本当ごめんね! 痛くない?」って。だけど、今後誰かを殴るっていう役をやるときも本気で殴らなきゃなと。ちゅうちょしないで相手を信じて殴りたいです(笑)。

――女優として今後の活動について考えていることはありますか?

お芝居の仕事をやらせていただくようになって、あらためて難しい仕事だなと。自分が経験したことのない人生を体験できるというのは素晴らしいことってよく聞くんですけど…。“他の人の人生”っていうのが、まだまだ全然分からないんです。

アイドルとしての経験値はあるかもしれないけど、その他のことに対しては経験が浅い人生なんだなとも思うことがいっぱいありますし。お芝居の技術についても「思っていることを外に出す」ということが、私生活ではできているかもしれないけど、いざカメラの前でやるとなるとできないことがたくさんあって。

だからこそ面白いなって部分もあるんですけどね。まだ“できていない”状況から“できる”っていうところまで、自分をどれだけ伸ばせるのかはすごい興味がある。自分はまだまだ伸びしろはあると思うので(笑)。向いてる向いてないに関わらず、演じる機会が頂けるのであれば難しいことにもチャレンジしていけたらいいなって思います。

――芝居するに当たって役作りはどのように?

実は“役作り”というものが、まだまだ分からないんです。乃木坂46でも舞台の主演をやっている子がいるので、「役作りって何?」って聞いたりして(笑)。言われたことを試すということはしましたね。

他にも自分と登場人物の似ているところをつなぎ合わせてみるとか、想像して書き出してみるとか。できる限りいろいろなことを試していますが、まだまだ分からない部分がたくさんあります。

――今作は感情表現が多いですが、難しいシーンはありましたか?

冒頭の「みんなを助けに行きたい」というシーンの、気持ちの感情表現が難しかったですね。実際に演じている時と、カメラチェックの時は全然違うんです。「こんな感じに映るんだ」っていうのを痛感しました。

あと、今作では悲鳴を上げるシーンが少なかったんです。だから悲鳴を出さずに、どうやって“怖さ”を出すかっていうのも難しかった。悲鳴が少ない分、息遣いや表情の変化に集中できたかなと思います。

――最後にファンへメッセージをお願いします。

前作を見ていただけた方はそのまま続きが楽しめるんですけど、今作からの方は冒頭からグロいシーンがたくさん出てくるので、少し見づらい部分もあるかもしれません(笑)。だけど、人間の嫌な面だったり、絶望の中での“友情の希望”だったりと、「コープスパーティー」には見えてくるものがたくさんあるんです。

普段の生活では味わえない感情が沸くと思うので、この夏涼むためにも、未知の体験をするためにも、「コープスパーティー Book of Shadows」を選んでいただければと思います!

最終更新:8/9(火) 7:01

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