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【MLB】イチローは”永遠にプレーできる選手”。米メディア「アメリカでも国民的ヒーローとみられるべき」

ベースボールチャンネル 8/9(火) 10:50配信

マリナーズはもっと彼に感謝すべきだった

 イチローのMLB通算3000本安打には、現地のジャーナリスト達も惜しみない称賛を送っている。『ESPN』シニアライターのデビッド・ショーンフィールドもその1人。もともとマリナーズファンとして知られる彼は、ESPNのMLBコラム『スイートスポット・ブログ』で、思い入れたっぷりにイチローを語っている。

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In a 2002 profile in Sports Illustarted, Ichiro told writer S.L. Price, “I'm unique. I'm a very rare kind of player.“ Ichiro always understood himself better than we did, never doubted his ability to keep playing into his 40s, kept stretching and gyrating and we laugh when he says he wants to play until he's 50, but if anyone can play forever it will be Ichiro.
スポーツ・イラストレイテッド2002年度版の選手プロフィールで、イチローはSL・プライス記者にこう語っている。「ぼくは人とは違う、とても珍しいタイプの選手なんだ」。イチローは常に自分自身を周囲以上に理解している。いつものストレッチと旋回運動を繰り返し、40代になっても現役を継続できると確信していたのだ。50歳までやるつもりだと彼が言うと我々は一笑に付したが、もし永遠にプレーを続けることができる選手がいるとすれば、それはイチロー以外はあり得ない。

 イチロー個人としてのメジャーでのキャリアは栄光に満ち溢れているが、同僚や地元ファンとの関係では必ずしも同様ではなかった。ショーンフィールドはこう綴っている。

「あるマリナーズファンは私にこうツイートした。彼がシアトルに在籍しているうちに、もっと感謝の気持ちを表してあげるべきだったと」

 メジャー初年度の2001年に、イチローはセンセーショナルな活躍を見せた。首位打者、盗涙王のタイトルを獲得し、MVPと新人王をダブル受賞した。この年、マリナーズはアリーグ記録の116勝を挙げたが、間違いなくイチローはその象徴的存在だった。

 しかし、マリナーズではそれ以降プレーオフに出場するチャンスはなかった。チームが不振を極めても、イチローは自分を見失うことなく変わらぬ活躍を続けた。しかし、そのことで「個人記録にしか関心がない」という非難を浴びることにもなった。

The only thing they had going for many years was Ichiro's base hits. They eventually seemed meaningless in an avalanche of defeats, Ichiro stranded yet again at second base.
それでも長年変わらぬものがあった。それは、イチローが安打を打ち続けたことだ。敗戦を重ねるチームの中では、それは結果的にはチームには意味をなさず、イチローは二塁ベース上で再び孤高の存在となった。

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最終更新:8/9(火) 10:50

ベースボールチャンネル