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コレステロールは高めがいい!?長寿者はみんな肉が大好き!? タンパク質の通説を検証する

OurAge 8/9(火) 17:10配信

「コレステロールは健康に悪いとされてきましたが、実は最近の研究で、コレステロール値が少し高めのほうが、死亡率の低いことがわかっています」とは、東京医科歯科大学名誉教授・医学博士の藤田紘一郎先生。腸や長寿食に関する著書を多数手掛けている、免疫、腸研究の第一人者である。

「人間の体は約37兆個の細胞からできており、つねに新しいものに生まれ変わっています。健全な細胞を作るためには、細胞膜の材料になる、肉や卵に含まれるコレステロールが不可欠。これが不足すると、新しい細胞が作られなくなり、老化が進み、寿命を縮めてしまいます」

特に大人世代にとっては、コレステロールは必要な栄養素だったというわけだ。さらに藤田先生によると、「長寿者はみんな肉をよく食べていた」とも。

「長い間、カロリーを抑えた粗食こそが健康長寿の秘訣と言われてきました。しかしこれは動物実験を元にした説で、人間には当てはまりません。そこで100歳近い長寿者の食生活を調査したところ、ほとんどの人が肉や魚、卵などの動物性タンパク質を多く食べていて、菜食主義者は一人もいませんでした(藤田先生・調査より)」

粗食だった昔の日本人の寿命は30~40年。それが長寿国になったのは、日常的に動物性タンパク質が食卓に並ぶようになってから、と藤田先生は語る。

美・健康・長寿にとって、タンパク質は欠かせない栄養素だ。タンパク質のことをきちんと知って、もっと積極的に食べるようにしたいものだ。

最終更新:8/9(火) 17:10

OurAge