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2018年卒の就職活動、面接は6月からに決定?(増沢隆太 人事コンサルタント)

シェアーズカフェ・オンライン 8/9(火) 6:03配信

NHKや日経などが、来年の新卒大学生・院生の就職活動時期が今年同様6月で調整に入ったと報じました。全体的にふわふわした単語が多く、結局どういうことなのか扱いに困っている人もいます。1年ほど前に「2017年卒就活スケジュールを大胆予想」として、いち早くコラムを発表したのにならい解説します。

■おさえるべきポイント
今回のニュースはまだ経団連の正式発表ではないため、「調整に入った」という表現になっています。これが正式発表になるにはあと数ヵ月かかるのではないでしょうか。しかし就活をする当の学生や関係者にしてみればそんなことは待っていられません。

企業も経団連クラスの大企業、日本を代表する産業ともなりますと影響が大きく、慎重な物言いにならざるを得ないのでしょう。そこで勝手ながら、筆者自身の取材結果も含め、2018年卒就活を予想しましょう。

押さえるべき点は次の4つです。1.年次、2.活動内容、3.対象者、4.企業がどうなるのかが肝心です。年次、つまり卒業年度が変わればスケジュールも違ってくるのですから、そもそもこうしたニュースがいつのことなのかは、絶対に押さえる必要があります。くれぐれも見出しだけで中身を確認しないということがないように注意して下さい。

■報道の中身
今回のニュースは随所にあいまいさが見られる、就活をする学生や関係者にしてみれば頼りない表現になっています。先の押さえるべき4つのポイントに従えばこうなります。

1.年次:2018年3月卒/4月入社
2.活動内容:企業の採用活動(=面接や適性検査等、具体的な選考のこと)
3.対象者:大学学部生・修士課程学生(博士後期課程学生は含まない)
4.企業:経団連加盟企業

また広報活動、いわゆる会社説明会も、今年同様3月解禁となる方向だとのこと。以上が今回報道された中身ですが、筆者だけの判断ではなく、大学関係者や企業の人事・採用担当、就活情報会社などへの取材からも、この流れは予想されていました。

一旦12月広報解禁/3月選考開始で固まりそうになった就活時期を、政府の強い意向もあって3月広報解禁/8月選考開始にしたところ、大学も企業も大混乱になり、あわてて1年で元に戻し、3月広報解禁/6月選考開始としたのが現在の、2017卒就活です。

こうした毎年のような時期変更は大学教育に多大な影響があり、迷惑この上ないものです。それゆえ来年も続くことになったタイミングがベストではなくとも、せめて2年は続けようと来年も継続になったのでしょう。

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最終更新:8/9(火) 6:03

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