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子どもが自分で計画を立てられる9つのステップ【前編】

Wedge 8/9(火) 11:30配信

 子どものスケジューリング力を育むにはどうすればいいのかについて、話を続けましょう。前回は「スケジューリング力を育む親の5つの素養」についてお話ししました。

1.時計の感覚
2.行動の記録
3.笑顔のフィードバック
4.タスクの分解
5.カジュアルな問いかけ

 の5つですね。この素養を大切にしながら、次は、子どもが計画を立てられるようになるための9ステップに入っていきましょう。

子どもが計画力を身につける9つのステップ

 子どもが計画を立てられるようになるための9ステップは次の通りです。

* * *

〔STEP1〕カレンダーと出会う段階
〔STEP2〕遊びの予定を聞く段階
〔STEP3〕行動の記録をつける段階
〔STEP4〕今日の予定を立てる段階
〔STEP5〕一週間のおおまかな予定を立てる段階
〔STEP6〕ルーティンを整える段階
〔STEP7〕一週間計画を立てる段階
1.子どもが案を出し親が書く
2.親が枠だけ作って中身は子どもが書き入れる
3.子どもが全部書く
〔STEP8〕目標達成の計画を立てる段階
1.できていたいことの書き出し
2.目標の話し合い
3.目標達成のためのタスク整理
4.各タスクの所要時間計算
5.生活時間と欲求の点検
6.優先順位付け
7.計画決定
〔STEP9〕結果を振り返り計画を修正する段階
1.結果と計画タスクの点検
2.望ましい過ごし方の振り返り
3.成果の出る計画づくり

* * *

 大事なポイントは、お子さんの現時点がこのステップのどの段階にあるかを冷静に判断することです。子育てにおいてこういうステップを示すと、すぐに「何歳までに出来ているのが普通ですか?」という質問が届くのですが、年齢は関係ありません。お子さんが今、どのステップまで出来ていて、どこから開始していけばストレスなく、気分よく進めていけるかを冷静に判断してあげることにだけ意識を注いでください。

 上手く進めるコツは、親の側の期待はいったん横に置いて、お子さんの気持ちに立って段階を進めてあげることです。

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最終更新:8/9(火) 11:30

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