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浅野拓磨が五輪で改めて体感した「世界で通用するために必要なこと」

webスポルティーバ 8/9(火) 11:54配信

 コロンビア戦を2-2で引き分けた日本。他力ながら、グループリーグ突破の可能性を残した。

【写真】ナイジェリア戦でも高い存在感を示していた南野拓実

 ナイジェリア戦で大量5ゴールを献上した守備はある程度修正できていた。2失点したものの、ひとつはアンラッキーなオウンゴール。初戦に比べれば、球際での厳しさがあって、簡単にやられることはなかった。

 攻撃はナイジェリア戦で4得点奪った勢いを持続。この日も2ゴールを記録した。

 その攻撃陣をリードしていたのは、FW浅野拓磨だ。90分間、裏を狙う動きを繰り返し、コロンビアDF陣にずっと揺さぶりをかけていた。

「裏への抜け出しは、僕の特徴ですし、それをなくしてしまったら、チームもいい状況を作れないと思うんです。たとえ裏にボールが出てこなくても、僕が走ることで、僕のいた場所にスペースができたりするので、そこをうまくつけばチャンスになる。

 コロンビアの最終ラインとはうまく駆け引きできたかな、と思います。だからこそ、最後、自分がゴールを決めて終わりたかった。世界で通用するようになるには、単に裏へ抜けるだけじゃなく、フィニッシュまでいくことが大事になってくると思うので」

 浅野はこの試合、立ち上がりから何度か決定的なチャンスを得ていた。しかし、シュートを相手GKに止められたり、クロスバーに弾かれたりして、そのチャンスを生かし切ることができなかった。ゆえに、その存在は際立っていたものの、自身は反省の言葉を繰り返した。

「後半に2失点してしまいましたけど、それまではみんな、我慢してしのいでいた。前半から何本かあったチャンスを、僕ら攻撃陣が決めていれば、もっと楽にゲームを進められたな、と思います。そこは、みんなに申し訳ないというか、迷惑をかけてしまったと思っています。前半とか、みんながあれだけ球際で戦ってくれて、そういうときこそ、僕ら攻撃陣がゴールという結果を出して応えないといけないんですけど、今日は1点目を取るのがちょっと遅かった……」

 浅野が待望のゴールを決めたのは、2失点目を喫したあとだった。その少し前に投入されていたMF大島僚太とMF南野拓実が絶妙な連係を見せ、南野からパスを受けた浅野が鮮やかなシュート。複数の選手が絡んだ華麗な中央突破で1点を返した。

「拓実は外で(ボールを)受けるというよりは、中で受けたがる選手。それによって、(攻撃陣)全体の距離感がいい具合に近くなった。また、(南野が)中で受けることで、相手も混乱したと思います。例えば、僕が決めた1点目のゴールのときも、拓実が中でパスを受けるから、そこに相手の意識も集中。その間に、僕はフリーになっていた。

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最終更新:8/9(火) 11:54

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