ここから本文です

【リオ五輪】決定機を逃した矢島は「自分の能力の低さが出た」と反省。スウェーデン戦でのリベンジを誓う

SOCCER DIGEST Web 8/9(火) 18:32配信

「スウェーデン戦は自分たちが勝たないと何も始まらない」

 コロンビア戦で今大会初スタメンを飾った矢島慎也は、一夜明けた練習でも普段通り淡々と取材に応じた。オウンゴールをした藤春廣輝ほどではないにしても、心の奥底には悔しさが残っていたはずだ。両チーム最初の決定機で放った一撃はGKの好セーブに遭い、後半開始早々にも、どフリーのシュートを外し、途中交代を命じられていたのだから。
 
「(コロンビア戦の)前半は守備から入って無失点で抑えることもできていたなかで、1点取れていれば完璧な試合運びだった。(11分の)左足のシュートはコンパクトに振れて、狙い通りではあったんですけど、相手GKの反応が良くて止められてしまった。自分の能力の低さが出たかなと思うし、そこを決める選手にならないといけない」
 
 矢島に代わって出場した南野拓実や大島僚太、浅野拓磨らの活躍でチームは2点ビハインドを追いつき、第3戦にグループリーグ突破の可能性をつないだ。「追い付いてくれたチームメイトに感謝したい」。仲間への感謝と示すと同時に、矢島は「また(シュートの)チャンスは巡ってくると思うし、下を向かずに次に向けて準備をしていきたい」とリベンジを期す。
 
「スウェーデン戦は、他の結果がどうであれ、自分たちが勝たないと始まらない。まずはチーム一丸となって勝ちに行くことが大事だと思います。個人的には決め切れなかったシーンがあったので、チャンスが巡って来た時のためにしっかり良い準備をして、次は決めたいなと」
 
 手倉森監督は「選手たちに気負わせ、背負わせすぎてしまった」と何度も話しているが、矢島は決して負担には思っていない。それが代表選手の“宿命”と考えているからだ。
 
「たしかに、五輪という大会の緊張感みたいなのはあったと思います。自分もコロンビア戦で初めてスタメンで出るとなって、なかなか経験できない緊張が走ったので。でも、テグさんの言っていることに関しては、代表選手が背負うべきものなので、僕はそこまで気にはしていません」
 
“勝つしかない”“やるしかない”状況は、「最終予選の時に似ている」と矢島は話す。ドラマティックな勝利を飾り続けたあの戦いを再現するために――。背番号9は来たる時に備えて、虎視眈々と牙を研ぐ。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト特派)

最終更新:8/9(火) 20:59

SOCCER DIGEST Web

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。