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【リオ五輪】コロンビア戦2失点の守備陣を検証。スウェーデン戦勝利の鍵はやはりディフェンスだ

SOCCER DIGEST Web 8/9(火) 20:08配信

各エリアで向上した守備の連係だが、まだ修正すべき点も。

[リオ五輪グループリーグ第2戦]日本2-2コロンビア/現地8月7日/アレーナ・アマゾーニア
 
 5失点を喫したナイジェリア戦から中2日、コロンビア戦は最終的に2失点で終えた。しっかりと軌道修正できたと見るのか、あるいは何がまだ足りないのか。コロンビア戦の守備陣を総括する。
 
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「前半0-0でしのぎ、後半勝負」。先制点を許すまで、思い描いたゲームプランで進んでいた。特に前半、これまでとは違う点がいくつか見られたように思う。例えば29分にボールロストからカウンターを受けた場面。ドルラン・パボン→ウィルマル・バリオスとつながれボックス内に侵入を許したが、猛スピードで帰陣した塩谷司が激しいショルダーチャージでバリオスを弾き飛ばし、間一髪のところでピンチを防いだ。相手の動きが直線的だったとはいえ、ナイジェリア戦の出来では、ゴールを奪われていたかもしれない。
 
 もうひとつは、塩谷と植田の連係面だ。これまではコミュニケーション不足の影響かチグハグな感が否めなかったが、コロンビア戦では塩谷がペナルティエリア外にも果敢にボールを奪いに行き、植田はその空いたスペースを上手くカバー。強力2トップ(テオフィロ・グティエレスとミゲル・ボルハ)が空中戦や肉弾戦を挑んで来れば、パワーで撥ね返した。パーフェクトではないにしても、ふたりの距離感や補完性は明らかに向上した。
 
 そして、これはチーム全体に言えることだが、「攻撃的な守備」が徹底されていた部分も大きい。特に両SBの室屋成と藤春廣輝は、押し込まれていたブラジル戦(ガブリエル、ネイマール)やナイジェリア戦(エテボ、エゼキエル)とは見違えるように高い位置からボールホルダーにプレッシャーを敢行。攻撃をスローダウンさせ、守備の陣形をしっかりと整えていたのも、後半途中まで無失点で抑えられた要因だろう。
 
 もっとも、結果として2失点している点を見過ごすわけにはいかない。先制点は井手口陽介がボール奪取し損ねた隙を発端にゴール前に入り込まれ、ワンツーから簡単にシュートに持ち込まれてまった。GKの中村航輔がコースに飛んでいた分、植田に当たってボールの軌道が変わらなければ…という見方もできるが、それ以前に前述の井手口+塩谷がグティエレスに誘い出され、植田もA・ロドリゲスの動き出しに釣られてスペースを与えてしまった部分を見直すべきである。
 

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最終更新:8/10(水) 11:02

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