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SION、デビュー30周年:TOSHI-LOW、10-FEET・TAKUMA、池畑潤二が語るSIONの魅力

ローリングストーン日本版 8/9(火) 22:15配信

SIONがメジャーデビュー30周年を迎えた。

SIONの影響を受けたミュージシャンは数多いる。(福山雅治がSIONを敬愛しているのは有名な話だ)今回はSIONを敬愛するミュージシャンの中で、ローリングストーン日本版に馴染みの深い5人の方(TAKUMA、TOSHI-LOW、チバユウスケ、藤井一彦、池畑潤二)にSIONの魅力を語って頂き、更に30周年の御祝いのコメントをもらった。



チバユウスケ、藤井一彦のコメントはこちら。

バックでドラムを叩き続けてきた池畑潤二が綴るSIONの魅力

ーSION、SIONの音楽の魅力とは?

リアルであること。

ーSIONの曲を1曲、選曲理由と共に。

よく聞かれることだけど、一曲を選ぶのは難しいね。
デビューアルバム(86年発売『SION』)は今は好きです。
嫌いだったわけじゃないよ。
30年経って聴いてもあの時の気持ちとか
想いが蘇ってきてなんだか心がかき乱されるから好きだ!

ーSIONメジャーデビュー30周年記念と8月11日の日比谷野外音楽堂ライヴにメッセージを!

デビューアルバムを叩かせてもらって30年!
30年前を想像してみるとお互い、
今、生きているのも不思議なくらいなのに、
今またその曲を演奏している!
レコーディングを終えて10年くらいは会っていなかった。
正確には会ってもお互いの顔さえ見ない。
今考えるとなんとも馬鹿げた話なのだが。
きっとSIONもオレもいろんなものと戦っていたんだろう。
毎年毎年、新しいものを身に纏っては脱ぎ捨てながらこの30年を
生きてきたと思う。
そのすべてが、なんとなんと幸せな事なんだろう。
 
ステージに居る時が一番心休まる瞬間であり自分を解き放して唄うSIONの
後ろ姿は何にも代え難く美しいと思っている今日この頃である。

またその姿を観れるのだからそれでいいのであ~る!

池畑潤二
http://junzi-ikehata.info/
--{TOSHI-LOWが語るSION}--
TOSHI-LOWによるSIONデビュー30周年記念コメント「多くの曲が"俺の"人生の道しるべのように存在している」

ーSION、SIONの音楽の魅力とは?

多くの曲が"俺の"人生の道しるべのように存在していること 心理学者か予言者なのかというほどにその時々の苦難を超えるための一曲がいつでも必ずあること

ーSIONの曲を1曲、選曲理由と共に。

『12号室』
俺が弾き語りでこの曲を歌うのを知ったSIONが
「俺以外に『12号室』を歌う奴がいるなんて・・・」
と驚いてたから
そして実話だから

ーSIONメジャーデビュー30周年記念と8月11日の日比谷野外音楽堂ライヴにメッセージを!

前も言ったとおり
SIONがいなくても
音楽はやっただろう
けど、SIONがいなかったら
生きてはいられなかっただろう
また一緒に歌わせてね

TOSHI-LOW(BRAHMAN、OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND)
http://tc-tc.com/
--{10-FEET・TAKUMAが語る、SIONの魅力}--
10-FEET・TAKUMAが語る、SIONの魅力「心の底を照らしてくれる」

SIONファンを公言する10-FEET・TAKUMA。リスナーに勇気とパワーを与え続けるTAKUMAが敬愛するSIONの魅力。そして大好きな1曲。

―SION、SIONの音楽の魅力とは?

SIONさんの魅力・・・というか、僕はほんまにずいぶん昔からずっとSIONさんの曲を聴いてまして、楽曲、歌詞ともにすごい影響を受けております。

―SIONの曲のなかで特に好きな1曲を、選曲理由と共にお願いします。

好きな曲を言い出したらキリがなんですけれど、なかでも好きな曲は『月が一番近づいた夜』です。楽曲を聴いてると、映画みたいなんですよ。本当に、目を開けていても、つぶっていても自然と映画のように頭にシチュエーションが浮かぶんです。

歌詞も、歌の中で語られている世界での描写だから、自分のことではないのに、本当に自分のことのように思えるんです。それと、むやみやたらと手放しにポジティヴではないんですが、光が差すというか、心の底のほうを照らしてくれるんです。
たぶん、聴く人すべてにそうやって思わせる力があると思う曲なので、機会があったら一度聴いてほしいですね。

―SIONメジャーデビュー30周年記念と、8月11日の比谷野音ライヴ(SION-YAON 2016 with THE MOGAMI)にメッセージを!

SIONさん、デビュー30周年おめでとうございます。10-FEETは来年で20周年なんですが、バンドって、メンバーの誰かに一身上の都合があればバンドはできなくなるし、モチベーションが下がれば、いい音楽が作れなくなってライヴもできなくなる。ソロで30年・・・自分自身が成長していって感覚がいろいろ変わったり、いろんな感覚が付け足されたりしていく中で、音楽をやっていくっていうのは、ある種の運とか流れとか縁とかがないと辿り着けない年数じゃないかなと思います。
その30周年にたどり着ける縁と力と熱があっての30周年やと思いますので、本当に心よりお祝いというか・・・、一緒に乾杯したいです。以前、ARABAKI ROCK FESTIVALで一緒に呑まさせていただきましたけれども、またどこかで一杯やりましょう! またお話、聞かせてください。

10-FEET
1997年にTAKUMA (ヴォーカル)、NAOKI(ベース&ヴォーカル)、KOUICHI(ドラム&コーラス)で結成した3ピースバンド。2001年、シングル『april fool』でCDデビュー。2008年に10-FEETが企画するフェス「京都大作戦」を開始、以降、毎年大成功を収めている。2016年7月20日、オリジナル音源としては約4年ぶりとなるニューシングル『アンテナラスト』をリリースした。
https://10-feet.kyoto/

--{ジョー横溝が語るSIONの魅力}--
今回コメントを寄せてくれた、5人の年齢は30代~50代と幅広い。そして、これはミュージシャンに限ったことではない。僕らファンの層も世代を越えている。

ありていに言うとSIONには大きなヒットがあるわけではない。それでも、世代も、時代も越えて人々の心を捉えて離さない。放さないどころか、SIONの歌を聴くと誰もが一度は"これ、俺のこと歌ってくれているよなぁ"という気持ちになる。
だが、その歌は大袈裟にエールを送ってくれたり、声高にメッセージを謳っているわけではない。なのに、(TAKUMAくんの言葉を借りると)"心の奥の方に灯がともる"。その灯に救われた人、きっとく沢山いると思う。

それを、生意気覚悟で僕なりに言葉にしてみた。SIONの音楽は<階段の踊り場>だと思っている。階段は、エレベーターと違って上りも下りも同じだ。そして、長い階段に必ずは踊り場がある。例えば、田舎の神社に行く、長い階段。上る人も、下る人も、途中にある踊り場があると思うから、安心して歩を進めることが出来る。あるいは、踊り場で休めるから、歩を進めることが出来る。

仕事で使うビルの脇についた階段。
休みの日に行くデパートの階段。
みんな踊り場がある。

まるで人生みたいだ。

人生、上ってる人も、下ってる人も、SIONという音楽、踊り場、があったから、歩を進められた人が、この30年の歴史の中で、きっと沢山いたと思う。

音楽だけじゃなく、SIONの言葉も、温かく、強く、優しい。
ローリングストーン日本版ではSIONに何度かインタビューをしている。
5人のアーティストが語るSIONの魅力と共に、SIONが語る言葉も味わって欲しい。

そのローリングストーン日本版でのSIONの記事のほとんどの撮影を担当してくれたばかりではなく、SIONのアルバムジャケットの撮影も担当してきた、写真家・宮本敬文氏が2016年8月3日の夜に急逝した。

その悲報を受けて、SIONはブログに彼のことを書いている。
SIONのことを大好きな敬文が撮るSIONの写真、僕は大好きだった。

間もなく、8月11日、今年の日比谷野音野ライヴが本番を迎える。
人生、上っている人も、下っている人も、SIONを生で体感して欲しい。

あっ、図々しく、僕も1曲。
敬文が撮影した映像が付いたこの曲。
今年の野音で聴けるかなぁ。

ローリングストーン日本版・ジョー横溝

SION-YAON 2016 with THE MOGAMI ~Major Debut 30th Anniversary~
出演者 SION with THE MOGAMI (池畑潤二/細海 魚/藤井一彦/清水義将)
日程 2016年8月11日(木・祝)
会場 日比谷野外大音楽堂(雨天決行)
開場 17:00 / 開演 18:00
チケット料金 前売り 6,480円(税込) / 当日 7,000円(税込)
※学割 高校生まで当日学生証提示で¥1,500返金

SIONオフィシャルサイト http://mars-music.jp/?page_id=13

Joe Yokomizo

最終更新:8/9(火) 22:15

ローリングストーン日本版

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