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天草の絶景と美食をじっくり味わえる 至福のスモールホテル3選

CREA WEB 8/9(火) 12:01配信

海と緑を感じ、絶景とともに滞在するオーベルジュ

 3つの海に囲まれ、随所で絶景が見られる天草。なかでも、訪れる人の心を掴んで離さないのが、大小約20の緑豊かな島々からなる天草松島だ。宮城県の松島、長崎県の九十九島と並んで、日本三大松島と呼ばれる景観でもある。

 そんな景色をずっと眺めながら過ごせるのが、「天空の船」。雲仙天草国立公園の中にあるここは、1966年の天草五橋開通以来、展望所として親しまれた場所。街の喧騒がいっさい届かないロケーションは、桃源郷のようでもある。

 ゲストルームはわずか15室。本館は、海に浮かぶ島々や天草五橋を一望するブリッジビュールーム、海に沈む夕陽を眺めるサンセットビュージュニアスイートルームと、眺めをそのまま冠した部屋が、ダブルとツインあわせて12室。すべて、テラスと天然温泉の露天風呂付きだ。

 本館と離れた半島部に立つのが、独立した3つのヴィラ。サンセットを望むヴィラAと、天草五橋を望むヴィラBの2タイプがある「アイランドビューヴィラ」、そして、岬の突端に立ち360度の絶景を望む「パノラマビューヴィラ」だ。

 なかでも、このホテルで最もラグジュアリーなゲストルームが、「パノラマビューヴィラ」。

 部屋に入りまず視界に飛び込んでくるのは、キングサイズベッドを置いた寝室からリビング、野外リビング、その先にある海まで一体化したような、開放感のある景観。野外リビングから階段を降りたところにある露天風呂は、森の中にひっそりとある秘密基地のようで、心がくすぐられる。

 海鳥が優雅に飛ぶ朝から、真珠や車エビの養殖用の筏を染める穏やかな夕景まで、刻一刻と変わる海を楽しみながらのステイ。ヴィラはすべて、寝室が2つあり4名まで宿泊可能。友達同士の旅でもゆったりと過ごすことができそうだ。

ディナーは天草の食材を活かしたイタリアン

 絶景のほかに、ここに泊まる楽しみがもうひとつ。イタリアンダイニング、「リストランテ Festa del mare」での食事だ。

 天草の海で獲れた鮮魚のカルパッチョや有精卵で作ったパスタ、天草梅肉ポークなど、食材は天草産や近郊の農園産がほとんど。イタリアや日本のレストランで腕を振るってきた杉江洋シェフによれば、天草はシチリアにも負けない食材の宝庫なのだそう。

 品数が多くてもヘビーに感じないのは、フリットを高温で揚げてさっぱりと仕上げたり、素材の味を損ねないようシンプルな味付けにするなど工夫されているから。ボリュームのあるフルコースも、最後までおいしくお腹におさまる。

 朝食もディナーと同じ「リストランテ Festa del mare」で。サラダやフルーツ、オードブルはブッフェスタイル、メインの卵料理や雑炊、スープはテーブルにサーブされる。

 なお、レストランはランチ、ディナーのみの利用も可能(完全予約制)。地元食材をふんだんに使ったリストランテは、絶景もごちそうだ。

天空の船
所在地 熊本県上天草市松島町合津5984-2
電話番号 0969-25-2000
URL http://www.tenku-f.jp/

リストランテ Festa del mare
営業時間 11:30~13:30(L.O.)、17:30~21:00(L.O.)
定休日 不定休

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最終更新:8/9(火) 12:01

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